秋土用の季節に、食べると良いものや疲れない過ごし方を知りたい人のための3つの記事。
日本では『土用の丑の日』ばかりが有名ですが、実は土用は年に4回あります。今は秋土用、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期。どんなことに気をつけて過ごし、何を食べるべきか、漢方の専門家に聞きました。
文・クロワッサン オンライン編集部
1. パン・ウェイさんに教わる、自然の変化に寄り添う五季五色のおかず。
まずは秋の土用についての基本をおさらい。土用だけでなく、乾燥の季節が始まる秋に良い食べ物について、中国・北京生まれの料理研究家、パン・ウェイ さんに聞きました。肺をうるおす白い食材のほか、土用は黄色い食材もおすすめ。
2. “ゆるゆる漢方家”による、湿気を体にためこまない土用の養生。
ゆるゆる漢方家として健康相談を行っている櫻井大典さんによれば、この時期「脾(胃や消化器官)」がもっとも疲れやすいそう。食べると良いもの、考えないほうがいいことなど、養生に良いことを教わります。
3. “ゆるゆる漢方家”による、潤いをキープする秋の養生。
最後は土用も含めた今の季節に良い養生を。乾燥で弱りがちな肺をうるおすには、大豆やかぼちゃ、柿などが良いほか、マスクも有効。体を温めるようで実は乾燥を助長してしまう長風呂やサウナにも要注意です。