オンの日メイクは、ファンデーションとアイメイクでマスクから出る上部にきちんと感を。
撮影・天日恵美子 スタイリング・佐野友美 ヘア&メイク・長井かおり モデル・樹神 文・菅野綾子
(完成)血色シャドウ&チークの効果で優しくも華やかな印象に。
ONの日、+αのテクニック。
●やっぱりまつ毛はカールさせたい!
崩れやすいまつ毛のカールを維持するには、ウォータープルーフの下地とトップコートでマスカラを挟み込む。
キャンメイク クイックラッシュカーラー 透明タイプ 748円(井田ラボラトリーズ TEL.0120・44・1184) 下地として使用。
クラランス ダブル フィックスマスカラ 3,740円(クラランス お客さま窓口 TEL.03・3470・8545) トップコートとして使用。
●チークが崩れやすい
ファンデーションのあとにウォータリーベースのチークをのせ、フェイスパウダーを重ねるとヨレにくくなる。
レ ベージュ オー ドゥ ブラッシュ ウォーム ピンク 15ml 7,260円(シャネル カスタマーケア TEL.0120・525・519)
下地やマルチコスメを活用して、オンとオフで切り替える肌作り。
「こんな時代だからこそ、見え方よりも心地よさに重きを置いた肌作りが大事」と言うのは、ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさん。
「とくにオフの日は快適さだけを追求すればいい。すると自然に最小限の肌色補正と血色のみを加えたシンプルな肌作りになりますし、多機能下地やマルチコスメなど、一つで何役もこなしてくれるアイテムに辿り着きます」
一方、仕事や外出の日は心地よさに加え、マスクの装着を念頭に置いた計算されたベースメイクが必要になる。
「口元が隠れてしまうぶん、上部に血色を加えたり、ヨレを防ぐためにスポンジを使って圧力を加えるようなプラスワンテクニックが大切。逆に効率が悪いことは省きたいので、マスクからの呼気による湿度でどうしても下がってしまうまつ毛には、あえてマスカラをつけないといった潔さも必要です」
『クロワッサン』1053号より