【脊柱起立筋】
腰から上の背骨が直立するのを支える筋肉の集まり。背骨を伸ばす、曲げる、反らすなどの動きをつくる。呼吸や排便など生理現象を助ける働きもある。
【回旋筋】
背骨を左右に回し、胸椎でよく発達している。背骨の状態を感知するセンサーの働きもある。「胸椎ひねり」で日常的にケアしよう。
【多裂筋】
腰の部分でとくに発達している深部にある筋肉。腹横筋や骨盤底筋群などと協働して腰椎の姿勢を保持している。
【僧帽筋】
後ろ頭の下部から首、肩、背中に広がる筋肉。この筋肉が凝り固まると肩こりに。重力に逆らって体を引き上げる役割も。
【板状筋】
頚椎から後頭部を繋ぐ筋肉と、胸椎から後頭部を繋ぐ筋肉からなる。頭が前に倒れないように働き、下を向き続けると緊張しやすい。
【菱形筋】
腕の動きをサポートする肩甲骨の位置を決める筋肉の一つ。肩甲骨同士を引き寄せる動作はこの筋肉の働きによる。
【広背筋】
背骨と骨盤、肋骨と肩甲骨、腕の骨までを繋ぐ筋肉。上半身で最も大きい。肩や腕の動き、腰を反らせる動きなどに関係している。
【腰方形筋】
骨盤、腰椎、肋骨を繋ぎ、腹腔の後ろ側の壁を作る筋肉。腰を安定させ、腰椎が横に傾く動きをつくりだす。
【大腰筋】
背骨、骨盤、大腿骨を繋ぐ筋肉。横隔膜とも繋がっている。この筋肉が緊張すると骨盤が前傾し、腰痛や脚のしびれなどの不調が。