もう一つ、腰割りの応用編として有効なのが回旋腰割りだ。
「股関節とその周りの筋肉、さらに肩も一緒にストレッチできます。左手で右の太ももをタッチ、右手で左ももをタッチ、次に左手で右ひざをタッチと、体を回旋させながら重心を下げていくので、自然に腰も落ちていきます」
白木さんの指導のもと、回旋腰割りを体験した辛酸さん。
「確かに体が徐々に下がっていくので、無理なく腰が落ちますね」
回旋腰割りはひねりが入るので、外腹斜筋や内腹斜筋、さらに体幹の筋肉も使われる。見た目は簡単そうだが、10回も行ったら汗が出るほどに。
さて、一連の腰割り体操を終えた辛酸さん。撮影したビフォー&アフターの姿勢を比較してビックリ! お褒めの言葉が白木さんからも。
「丸まった肩や前に出ていた頭、手の位置が全然変わって、スッと立てています。股関節に柔軟性が出て背筋が伸び、姿勢が良くなりましたね。これが痩せ見えの極意。ストレートなラインになるとカッコよく見えるんです」