□ 手を後ろに組んでしゃがむと、尻もちをつきそうになる。
□ 両手を腰に当て、片方の足を前後左右に振ると軸足がぐらつく。
□ 片足立ちで靴下がはけない。
□ 両足の間にお尻を落とす、いわゆる「女の子座り」ができない。
□ ふくらはぎや足首がむくみやすい。
□ 階段を上がる時、つまずくことがよくある。
□ 椅子にすわる時に、ドスンと腰が落ちる。
シュッとした、スマートな立ち姿に見せるには秘訣がある。それは意識的に姿勢を良くして、背筋を伸ばすこと。
「それだけで引き締まって、痩せて見えますよ。同じ人でもしゃんとしてるか、気を抜いてだらんとしているかで、シルエットが全然違いますからね」
とは、筑波大学教授で、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーマスターの白木仁さん。良い姿勢の最大の要になるのは股関節だと断言する。
「股関節は人体で最も大きな関節で、胴体と下肢をつなぎ、立つ、歩く、走るといった動きに関わる体幹の源です。この股関節周りの筋肉が弱っていると重心がぐらついて姿勢が崩れ、骨盤にも歪みが生じてしまいます」