臓器周りの筋肉を刺激、「ほぐピラ」でむくみを解決。
撮影・中島慶子 スタイリング・高島聖子 ヘア&メイク・木下庸子(プラントオパール) モデル・くらさわかずえ
臓器周りの筋肉を刺激して、 弱った水分代謝力を活性化。
梅雨の頃は体内に湿(しつ)(水分)が溜まりやすく、下半身もむくみがち。
「その結果、代謝が落ち、消化器系や感情のコントロールと関わりの深い経絡・脾経(ひけい)が弱まる、と考えます。むくみの予防には、脾経にアプローチできる内腹斜筋(左右の肋骨の下辺り)を刺激すると効果的なんです。むくみが取れれば疲れにくい体にもなりますよ」
また、ウエスト周りをキュッと引き締めるトレーニングにもなるので、くびれができるという、うれしい美容効果も期待できる。
ニートゥチェスト ほぐピラ
[ローラーを当てる場所]
両膝の裏に当て、太ももとふくらはぎでローラーを挟む。
(1)仰向けになり、体のバランスを保ちやすい位置に両手を置く。両膝の間を少し開け、膝裏にローラーを挟む。足の甲を伸ばすようにつま先をまっすぐにし、床から少し浮かす。
(2)息を吸い、吐きながらおへその奥に力を入れ、脇腹下の筋肉を使って膝を体に引き寄せる。
(3)さらに骨盤を傾け、股関節と膝を大きく曲げる。1の体勢に戻る。10回繰り返す。
シングルレッグ ほぐピラ
[ローラーを当てる場所]
ブラのホックの下辺りに当て、上半身を起こす。
【POINT】
「ニートゥチェスト ほぐピラ」同様、両膝の間を少し開け、下半身の重要な筋肉・大腰筋を刺激する。
(1)お尻を床につき、ローラーを背中に当て上体を起こす。両手は体を支えやすい位置に置く。両膝を立てて足を腰幅に開いた状態で、膝を曲げたまま足を上げる。足先は伸ばす。
(2)太もも前面とお腹の筋肉を使い、片方の膝をお腹に近づけ、片方の膝を伸ばす動作を左右交互に10回。
\ リズミカルに脚を交互に動かして。/