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「ほぐピラ」でほてりを解決。心身のアンバランスを改善。

この時季つらい体のあれこれを、話題の〈ほぐして鍛えるエクササイズ〉で改善。テレビの前でゴロリ、最短10秒。ぜひお試しを。
  • 撮影・中島慶子 スタイリング・高島聖子 ヘア&メイク・木下庸子(プラントオパール) モデル・くらさわかずえ

心身のアンバランスを改善し、頭に上りやすい血を下げる。

東洋医学では、体の大切な要素を気、血、水(き、けつ、すい)の3つで表すが、ほてりの症状は気、血の滞留と診る。気は精神や神経に関わり、血は血液や血液循環などを司る。

「気と血が滞ることで、深部体温と皮膚表面の体温に差が起きたり、頭に血が上って下半身に巡りにくい状態になります。また西洋医学的には、女性ホルモンのバランスの乱れともいえるでしょう」

足に圧を加えるほぐピラで全身の気血の巡りを取り戻し、心身のバランスの乱れを改善しよう。

ひねりニーアップ ほぐピラ

[ローラーを当てる場所]
両足の裏、土踏まず部分に押し込むように当てる。

クロップトップ5,500円、タイツ1万1000円(プーマ/プーマ お客様サービス)

(1)椅子に座り、両膝、両足を揃えてローラーの上に土踏まずをのせる。両肘は直角に曲げ、両手のひらを胸の前で合わせる。背筋はまっすぐ、胸をしっかり開いて、深い呼吸ができるように。

(2)上半身は左側へ、下半身は右側にひねる。足でローラーを掴み、背中を丸めないよう注意。

(3)左側の骨盤と肋骨ができるだけ近づくよう、左膝を引き上げて3秒静止。1に戻して5回繰り返す。右側も同様に。

足の甲伸ばし ほぐピラ

[ローラーを当てる場所]
すね全体。骨ではなく筋肉に当てるよう意識する。

(1)両手は肩より少し前、両膝は腰の下にくるよう床につく。横向きに置いたローラーに右のすね中央あたりをのせる。右膝は少し内側に向けるようにするのがポイント。すねの筋肉をグッとローラーに押し当てる。

(2)息を吸い、吐きながら背中を丸めて膝を曲げ、ローラーをつま先まで転がす。

(3)息を吸い、吐きながら背中を反らし、ローラーを膝まで転がす。10回繰り返す。反対側も。

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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