1回10秒でやわらかく! 大人のための柔軟講座。
撮影・黒川ひろみ ヘアメイク・武田尚子(MÉLANGE) スタイリング・春原久子 文・石飛カノ
いよいよストレッチに挑戦! 基本は10秒×3セットです。
(1)上半身の前側をのばすストレッチ。「胸を張り上半身を反らせ、目線を上げましょう」(坂詰さん)
(2)いつでもどこでも、こまめに回数をこなして猫背の癖をリセット。10秒間のばす×3回繰り返し。
(3)腰を中心にした体幹のストレッチ。お尻を右に突き出しながら上半身を左に倒す。
(4)ふくらはぎのストレッチ。四つん這いの姿勢からカラダを引き上げ、かかとを床につける。
(5)「のびてる感じがします!」(岸本さん)、「ふくらはぎがやわらかいですね」(坂詰さん)
(6)上半身をひねって胸のストレッチ。「呼吸を止めないようにしましょう」(坂詰さん)
(7)上体反らしでお腹のストレッチ。「背中に〝反り〟を作るつもりで」(坂詰さん)
(8)お腹の筋肉をのばすと同時に、女性らしい背骨のカーブを作る練習にもなります。
(9)太もも前のストレッチ。骨盤が後ろに傾き、太もも前の筋肉で体重を支えている人には必須。
(10)膝を胸にできるだけ近づける。岸本さん最大の課題、お尻の筋肉をのばすストレッチ。
(11)「体重がかかる左のお尻の方が硬いので、1〜2セット、多く行いましょう」(坂詰さん)
(12)太もも裏をのばすストレッチ。「のばした方の膝が床から浮いてしまいます」(岸本さん)
つま先の向きを変えて立つことで、骨盤の傾きを矯正します。
骨盤が後ろに傾く癖を改善するため、真っ先にやるべきことは、
「つま先を内側に入れて〝ハ〟の字で立ち、体重を両足の内側にかけること。すると自然に骨盤が立ち、膝がのびやすくなります」(坂詰さん)
「本当ですね!」(岸本さん)
「これ、実は姿勢を若く見せるコツです。膝を閉じてものばせるようになれば骨盤はニュートラル。本当の意味で姿勢が若返りますよ」(坂詰さん)
つま先の向きと体重のかけ方で骨盤が後ろに傾くのが防げるので、骨盤が後傾気味という人は、キッチンに立っているとき、電車を待つときなどに行って、日々の習慣に。