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人気ブロガーDAHLIA★さんの腸を整える麹の手作り調味料。

  • 撮影・岩本慶三 文・一澤ひらり

麹の発酵パワーでどんな調味料も数段まろやかになり、旨みもアップ。

塩麹

コクのある深い塩味でカドがなく、魚や肉の漬け床や料理に幅広く使える。

【材料】
乾燥麹   200g
塩   120g
水   300ml

1.麹を手でほぐす。
2.塩を入れて混ぜる。
3.水を入れてよくかき混ぜ、消毒した保存瓶に入れる。1日に1回混ぜて、約1週間〜10日で出来上がる。麹が水を吸って表面が乾燥するようだったら水を足す。常温保存可能。

[料理に使うなら]ささみサラダ(2人分)

【材料】
ささみ3本
塩麴大さじ3
ごま油適量
こしょう適量

【作り方】
1.ささみを塩麹に和えて2〜3時間ほど漬けておく。
2.鍋に湯を沸かし、ささみを入れて弱火で10分ほど煮たら火を止め、余熱で火を通す。
3.茹で上がったささみを手でほぐし、ごま油とこしょうをかけ、塩気が足りなければ塩麹を足す。

だし麹

豊かなごまの風味が魅力。たれや和え衣に、水や湯でのばせば麺のつけ汁にもぴったり。

【材料】
乾燥麹   125g
醤油   250ml
日本酒   250ml
味噌   25g
練りごま   75g

1.麹を手でほぐす。
2.味噌を木べらにのせ、火であぶり焦げ目をつける。
3.1の麹をすり鉢で細かくする。※出来上がり後にフードプロセッサーで撹拌させてもよい。
4.鍋に醤油と日本酒を入れて強火で沸騰させ、火を消す。粗熱を取り、練りごま、2の味噌と3の麹を入れてよく混ぜて1〜2日で出来上がる。冷蔵庫で保存。

[料理に使うなら]ほうれん草の和え物(2人分)

【作り方】
茹でたほうれん草(1/2束)にだし麹を小さじ1と1/2入れて混ぜ合わせ、ごまとかつお節をかければ出来上がり。

味噌麹

味噌と麹のW発酵で、塩味にも芳醇な甘みが。

【材料】
乾燥麹   100g
味噌   200g
長ねぎ   1本
生姜   2かけ
にんにく   1片
湯(50〜60度)少量

1.乾燥麹をほぐし、湯(50〜60度)を少量入れて手でなじませる。ステンレスボトルに入れて2時間ほど保温して戻す。
2.長ねぎはみじん切り、生姜とにんにくはすりおろす。
3.すべての材料を混ぜ合わせ、冷蔵庫で一晩寝かせれば出来上がり。

[料理に使うなら]野菜スティック

【作り方】
好みの野菜をスティック状にカットして、味噌麹を添える。

ひしお麹

醤油の香ばしさと麹の熟成した香りが素材を引き立て、味の決め手に。

【材料】
ひしおの糀(名刀味噌本舗)   1袋550g
醤油   600ml
水   300ml

1.ひしおの糀を消毒した保存容器に入れる。
2.醤油と水を入れてよく混ぜ合わせる。1週間は1日に1回以上混ぜ合わせ、2週間ほどで完成。好みで昆布を入れてもよい。冷蔵庫で保存。

[料理に使うなら]厚揚げと野菜炒め(2人分)

【材料】
豚肉100g
厚揚げ1枚
長ねぎ1本
ピーマン1個
キャベツ5枚
ごま油適量
ひしお麹小さじ1
味噌大さじ2
みりん大さじ2

【作り方】
1.具材を食べやすい大きさに切り、ごま油で炒める。
2.ひしお麹、味噌、みりんを混ぜ合わせたものをかけ回し、サッと炒める。

酢麹

ツンとくる酸っぱさをまろやかにして、酢が苦手な人でも食べやすくなる。

【材料】
麹   60g
酢   200ml

1.麹を手でほぐす。
2.消毒した保存瓶に1の麹を入れる。
3.酢を入れたら、冷蔵庫で1週間ほど発酵させれば出来上がり。

[料理に使うなら]タコと新生姜のからし酢味噌(2人分)

【材料】
わけぎ1/2束
たこ50g
わかめ20g
新生姜1かけ
白味噌大さじ3
酢麹大さじ1
辛子適宜

【作り方】
1.わけぎ、たこ、わかめは食べやすい大きさに切り、新生姜は刻む。
2.具材と調味料をよく混ぜ合わせる。

DAHLIA★

DAHLIA★ さん

ブロガー

四季を大切にした心地よい暮らしを綴るブログで人気。著書に『毎日が気持ちいい 湘南シンプルライフ』(光文社)。

※プロフィールは雑誌掲載時(2019年6月)のものです。

『Dr.クロワッサン 若返る 甘酒・麹の健康法』(2019年6月28日発行)より。

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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