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くらし

野菜のうまみが引き立つ、2種の甘酒ドレッシングの作り方と展開レシピ。

甘酒を元にしたドレッシングやたれは、市販のものにはないまろやかさ。
発酵パワーで消化も助けてくれます。
  • 撮影・清水朝子 文・一澤ひらり

[甘酒ドレッシング]

酸味が苦手な男性や子どもにもすすめたい、まろやかな旨み。

ベジドレ

【材料(作りやすい分量・約120ml分)】
甘酒大さじ3
酢大さじ1
オリーブオイル大さじ2
塩小さじ2/3
こしょう少々
玉ねぎ・にんじんすりおろし各大さじ1

【作り方】
材料をすべて混ぜ合わせる。保存は冷蔵で約5日。

 ↓

グレープフルーツとリーフサラダ

デトックス

野菜のすりおろしたっぷりの食べ応えあるドレッシング。

玉ねぎの辛みを甘酒が中和。にんじんのオレンジ色も映える食べ応えあるドレッシングは、サラダをご馳走にする。

【材料(2人分)】
グレープフルーツ1/2個
レタス2枚
ミックスリーフ1パック
ベジドレ適量

【作り方】
1.グレープフルーツは薄皮をむく。レタス、ミックスリーフは食べやすい大きさにちぎる。
2.器に盛りつけ、ベジドレをかける。

中華ドレッシング

【材料(作りやすい分量・約100ml分)】
甘酒大さじ3
酢・醤油各大さじ1
ごま油大さじ2
白炒りごま小さじ1
生姜すりおろし小さじ1

【作り方】
材料をすべて混ぜ合わせる。保存は冷蔵で約2週間。

 ↓

いかとスナップエンドウの温サラダ

疲労回復
温かいうちに和える。麹の粒が味を含み、全体にからみやすい。

温かくても冷めてもおいしい、おかずになるサラダ。

ごまと麹の粒が、いかと緑黄色野菜によくからむ。甘酒のとろみ、昆布だしのような柔らかい旨みがプラス。

【材料(2人分)】
するめいか(やりいかでもいい)1杯
ブロッコリー1/4株
スナップエンドウ8個
ミニトマト4個
中華ドレッシング大さじ4
塩ひとつまみ

【作り方】
1.いかをさばき、胴を1cm幅に切り、げそを分けるように切る。ブロッコリーを小房に分け、スナップエンドウの筋をとる。ミニトマトは半分に切る。
2.湯を沸かし、塩を加え、ブロッコリー、スナップエンドウ、いかをそれぞれ茹で、ボウルにあげる。
3.温かいうちにミニトマトと中華ドレッシングを加えて和える。

甘酒ベースの調味料なら味わいが深く減塩効果も。

「ただ飲むだけだった甘酒を日々の料理に使うことによって、いつのまにかたくさんの発酵食を摂れるようになるんです」

とは、甘酒を料理に使うことを提案する料理研究家の舘野真知子さん。

「甘酒を使ったマヨネーズなど、覚えればとても重宝です。なにしろ甘酒は、素材の味を邪魔せず、麹感が目立たないだけでなく、味わいが深くなり減塩にもなる。それに、市販品のドレッシングや焼肉のたれなどをボトルで購入すると使い残してしまうことも多いけれど、甘酒をもとに必要なだけ作ればいいので無駄もありません。使いかけのボトルが減り、冷蔵庫がすっきりします」

青じそ、シーザー、中華などと冷蔵庫にボトルが並んでしまうドレッシングも、手作りすればその悩みも解消できて、フレッシュなおいしさを楽しむことができる。

「ドレッシングを甘酒ベースにすると、作りたてがおいしく、野菜の旨みが引き立ちます。ワークショップなどで野菜が苦手な子どもが喜んで食べてくれる実績があります。ベジドレには、玉ねぎとにんじんの代わりに、きゅうりやトマトを刻んで入れてもおいしいし、塩をナンプラーに代えればエスニック風味と、アイデア次第でいろいろ展開できますよ」

温サラダにからめるときは、麹の粒があるのが好都合でうまく味を全体に広げてくれる。

舘野真知子

舘野真知子 さん (たての・まちこ)

料理研究家、管理栄養士

発酵料理を中心に、食の大切さ、栄養や文化なども併せて伝える活動を展開。著書に『料理用あま酒、はじめました。』(光文社)など。

※プロフィールは雑誌掲載時(2019年6月)のものです。

『Dr.クロワッサン 若返る 甘酒・麹の健康法』(2019年6月28日発行)より。

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