こすらない洗顔を実践し、肌が上向いた石井さん。
具体的な方法を聞くと、
「薄いメイクの日、濃いメイクの日があると思うのですが、どちらも同じクレンジング剤を使いがち。濃いメイクならオイルでしっかり落とすほうが肌を余分にこすらずにすむのでいいと思います。
でも今は時代的にもファンデーションは薄づき。薄いメイクなら、洗浄成分が控えめなもので押し洗いのほうが、肌にいいと気づいたんです」
石井さんが自ら使いたいと開発したのは、ダブル洗顔不要の泡タイプのクレンジング。
「泡での押し洗いなら、肌をまったくこすらずに汚れを落とせます」
石井メソッドでは、肌と手のひらの摩擦を避けるため、泡の量はメーカーが定める適量より多めを推奨している。
「指を横にすべらせたり、くるくるする必要もなし。ポイントメイクは専用品でこすらず落とし、クレンジングを使うときも、指に力をいれず、赤ちゃんの頭をなでるぐらいのやさしさで」