からだ

先に息を吐く逆腹式呼吸で血流アップ。さらに完全呼吸法を覚えれば無敵。

ステップアップした呼吸法を行えば、プラスのメリットがいろいろ得られます。
運動と組み合わせたい逆腹式呼吸と細胞呼吸が行える完全呼吸法を覚えましょう。
  • 文:韮澤恵理 イラストレーション/ヤマグチ・カヨ 

先に息を吐くことで、 腹部を鍛える呼吸を活用

一般的な腹式呼吸は、ゆっくり吸い込んで、その後ゆっくり吐くのが基本形ですが、ここで紹介する逆複式呼吸は逆です。

まずおなかの中の空気をすべて吐ききって、その後ゆっくり息を吸い込むというのが逆腹式呼吸のやり方です。

この呼吸法のメリットは、最初に思い切り息を吐き出すことでおなかの中に圧力がかかり、内臓をセルフマッサージしているような状態になること。こうすることで、消化器、特に腸などの刺激になり、血流が良くなるのが特徴です。

下図のわき腹ねじり運動をはじめ、おなか周りのエクササイズを行う際に逆腹式呼吸を取り入れると、体幹の筋トレ効果が上がるので、ぜひ同時にやってみてください。

[ 運動と合わせて行いたい呼吸法 ]

先に思い切り息を吐ききることで内臓を刺激。
体幹を意識し、運動と併用すると効果が高い。

逆腹式呼吸とわき腹ねじり

ひねり運動など、腹部の内臓に働きかけるエクササイズと組み合わせると効果的。通常の呼吸法と逆に行うことで内臓のマッサージ効果が。

(1)まず息を吐ききって、おなかをへこませる。

(2)そこから少しずつ息を吸い込んで、めいいっぱいおなかをふくらませる。

【呼吸とコア筋トレの合わせワザ】
わき腹ねじり運動など、おなか周りの筋トレを行うとき、逆腹式呼吸で最初におなかをへこませると、より腹圧が高くなり、内臓へのマッサージ効果が上がるので、消化器系への血行がアップする。

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