結婚前はキャベツとレタスの違いもおぼつかなかった和田さん。料理に目覚めたのは、義母・平野レミさんの影響によるところが大きい。発酵食に興味を持ったのも、レミさんの味噌使いを見たのがきっかけだった。
「味噌を何種類か1つのストッカーに入れて保存していたんです。それを、作る料理に合わせてヘラで少しずつとって混ぜ合わせる。初めて見た時、カッコいいなあ、これが料理できる人の味噌の使い方なんだなあと」
そこで和田さんは即行動。味噌ソムリエにコンタクトを取ってインタビュー。コラム記事にまとめあげた。
「味噌って深い。同じ大豆を使っても麹が違えば別ものになる。日本伝統の麹菌のすごさも学び直しました」