からだ
くらし

おひつ、しゃもじ、精米機……。ごはんをもっと楽しむための道具。

日本の食卓に欠かせない、ほかほかのごはんのおいしさを極めるための道具を、8人の目利きに教えてもらいました。
  • 撮影・青木和義 文・嶌 陽子

│ ki-to-te │ お米カップ

1合用 3,600円(だいどこ道具ツチキリ)

手に温もりが伝わる、ひとつずつ手作りされた木の計量カップ。

木工作家・前田充さんがひとつずつ手で削り出して作る1合サイズのカップ。「升をイメージした円筒形の姿がきれい。何より手に持ったときの感触が素晴らしいです」(土切さん)。写真のカップの材質はチェリー、ほかにウォルナットも。

│ エフスタイル │  再生ビンの計量カップ

1合用 1,600円、2合用 1,800円(in- kyo TEL.0247-61-6650)

表情豊かなガラスが毎日の台所仕事を楽しくしてくれる。

新潟県内でリサイクル回収された日本酒やワインなどのビンを切り出して再加熱、丁寧な手仕事で再生させたもの。「どこかで見かけたようなビンが生まれ変わり、再び台所に置かれることが、暮らしを楽しくしてくれます」(長谷川さん)

│ 藤井器物製作所 │  3WAY水切りボウル

直径23.5cm 2,555円(だいどこ道具ツチキリ)

ボウルとざる、両方の機能を果たす考え抜かれた構造。

底部が水平、その両側が傾斜している構造。細かい穴が開いたメッシュ部分があるため、洗う、さらす、水切りがひとつのボウルでできる。「米をといだ後、メッシュ側に傾けると、米がこぼれず、自然にとぎ汁が切れます」(土切さん)

│ 大館工芸社(おおだてこうげいしゃ) │ おひつ六寸

2万6000円(大館工芸社 TEL.0186-48-7700)

木が水分を調整し、炊き上がったごはんが冷めてもおいしい。

銘木・秋田杉を使って職人が手作り。余分な水分を吸収し、ごはんをおいしくしてくれる。「羽釜で炊いたごはんをこのおひつに入れています。見た目もとてもきれい。布巾を敷いて使うと扱いやすいです」(福田さん)。約2合分が収まる大きさ。

│ カネダイ陶器 │ おひつ1合

各2,400円(だいどこ道具ツチキリ)

蓋の内側で水分を調整。電子レンジにもかけられるおひつ。

「多孔質な伊賀土の特徴を最大限生かした陶器のおひつ。蓋の内側でごはんの水分を適度に調整。電子レンジにかけると水分をはき出し、炊きたてに近い味に。気兼ねなく使えて、毎日の生活に欠かせません」(土切さん)。2合用もある。

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