からだ

LiLiCoさんの骨トレ。「ウォーキング&ストレッチで100歳まで骨と体の元気を保つ」。

見た目の若さも体の動かしやすさも、丈夫な骨が維持されてこそ。エイジレスな活躍がまぶしいLiLiCoさんが毎日続ける生活習慣は?
  • 撮影・岩本慶三 ヘア&メイク・杉村 修(中尾さん) 文・寺田和代
LiLiCo(りりこ)さん●映画コメンテーター、タレント。1970年、スウェーデン・ストックホルム生まれ。1988年、18歳で来日し、30歳でTVの情報番組の映画コメンテーターに。歌手やレスラーとしても活躍。著書に『遅咲きも晩婚もHappyに変えて』。

45歳のとき測った骨密度は20歳レベルだったというLiLiCoさん。

「骨が強いといわれる欧米人の遺伝子が半分入ってるおかげかも。でも、100歳まで元気な体を維持するために、骨を支える筋肉を鍛えなきゃと思っています。骨の太さは変えられないけれど、筋肉は何歳でも鍛えられますから」

筋力をアップさせるウォーキングと柔軟性を保つストレッチを欠かさない。

「ウォーキングのコツは正しい姿勢を意識し、二の腕や太ももの前に力を入れ、大きく腕を振って広い歩幅で早歩きすること。私は深夜に歩くことが多いですが、時間のない人は通勤時を利用し、スニーカーを履いて1つ前の駅で降りて1駅分ウォーキングしても」

仕事や家事の合間にちょこちょこするストレッチも毎日の習慣だ。

「時間を決めて、さあやろうと思うと続かない。それより、お湯が沸くのを待つ隙間時間などを使って毎日する。年を重ねるほど、体を柔軟に保つことは筋力アップと同じくらい大切。歩く姿や姿勢がきれいな人って、日常的にストレッチされている人が多いです」

屋内での仕事が多いからこそ、骨の生成に必要な太陽光を意識的に浴びる。

「美白より骨太。寒い冬も朝起きるとカーテンと窓を開け、全身に太陽を浴びる。骨だけでなく体全体と脳にもスイッチが入って一日元気に過ごせます」

「鍛える」も「伸ばす」も隙間タイムにちょこちょこがコツ。

手足を大きく動かし全身意識のウォーキング

ダラダラ歩きはNG。背筋を伸ばし、腕は後ろに引くことを意識し、大きく振る。後ろの足のふくらはぎが伸びる感覚を味わいつつ、大きな歩幅で歩く。

伸ばす心地よさを味わいながらストレッチ

腕全体を壁などにつけて後ろに伸ばし、肩甲骨を柔軟に。左右10秒ずつ各3回。
足首をもう一方の膝にのせ、お尻ともも裏の筋肉を伸ばす。左右10秒ずつ各3回。
仰向けに寝て両足を体につけるように曲げ、両ももの前を伸ばす。10秒。

『クロワッサン』1016号より

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