お湯を注ぐだけでこんなに旨い!「トマトスープ玉」を使った本格レシピ。
撮影・柳原久子 スタイリング・高島聖子 文・黒澤 彩
(トマトスープ玉)野菜とベーコンの旨みをぎゅっと凝縮。ほのかな酸味も。
トマトの水煮にベーコンの濃い旨みと香味野菜の風味を合わせて煮詰めたトマトスープ玉は、トッピングや最後に加えるオイル、バルサミコなどのアレンジ次第で驚くほど味わいが変わる。
「具だくさんにすれば、トマトシチューのようなメインの一皿にもなります。トッピングは野菜や肉はもちろん、雑穀との相性もいいので、ぜひ試してみてください」
雑穀はドライパックのものを使うと、戻す手間がなく簡単。これだけで食べごたえ充分なので、ご飯やパンなしでも満足できる。
トマトスープ玉
【材料(約6食分)】
トマト水煮缶(ダイス)1缶(400g)、にんにくみじん切り1/2かけ分、玉ねぎみじん切り1/2個分(100g)、ベーコンみじん切り2枚分(30g)、オリーブ油大さじ1、酒大さじ1、ローリエ1枚、パン粉大さじ3、塩小さじ1と1/4、砂糖小さじ1、こしょう少々
【作り方】
1.鍋にオリーブ油、にんにくを入れて中火で熱する。香りが立ったら玉ねぎ、ベーコンを加えて3分ほど炒める。
2.酒を加えてさっと炒め、トマト缶、水1/2カップ、ローリエを加えて中火にし、煮立ったら蓋をして弱火で15分煮る。
3.ローリエを取り出し、パン粉、塩、砂糖、こしょうを加えて中火にし、混ぜながらもったりとするまで3分ほど煮詰める。
【スープ1食分の目安】
トマトスープ玉大さじ3、熱湯150ml、好みのトッピング適量
※トッピングは60g前後が目安。これより多いと湯を注いだあとに温度が下がる。その場合はレンジ加熱するとよい。
鶏ささみと雑穀のトマトスープ
食物繊維が豊富な雑穀と、鶏ささみで、栄養バランスのいいスープに。野菜の種類を増やせばぐっと豪華なメインディッシュにも。雑穀ミックスのドライパックをストックしておくと重宝する。
【トッピング材料(1食分)】
雑穀ミックス大さじ2(20g)、茹でささみ(割く)1本(50g)、万能ねぎ(小口切り)1本(最後にかける)
茹でささみの作り方
【材料】
鶏ささみ3本(150g)、塩小さじ1/4、酒大さじ1
【作り方】
1.鶏ささみは、筋があれば取り、塩をふってなじませる。
2.小鍋に水1カップ、酒を入れて中火で熱する。沸いたら鶏ささみを加え、弱火にして3分茹でる。
3.火を止めてそのまま粗熱をとり、食べやすく割く。
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