からだ

地爪を育てて、きれいに保つ。簡単セルフケア。

  • 撮影・中島慶子

表面がデコボコしていたり、横線が入っていたりします。

爪の表面が滑らかでないのは、「体の不調やアレルギーが原因の場合もありますが、爪先に強い圧力がかかると横線が入ります。また、表面に波打ったような凹凸がある場合は、甘皮を切り取ったり、スティックで押したり、または爪の根元を指でいじる癖があったりします。基本的に甘皮や爪の根元には何もしないことです。どうしても爪表面の薄皮が気になる場合のみ、指先をお湯でふやかしてから、濡らしたコットンでケアしましょう」

1.濡らしたコットンの上に親指を置く。
2.親指を覆うようにコットンを巻く。
3.事前にお湯でふやかした反対の指の爪の薄皮を、親指の爪でやさしく押し上げる。

爪を傷めないために日常生活で気をつけることは?

普通に暮らしていても、実は爪に負荷がかかっている。爪を丈夫に育て、ピンクの部分を大きくするために普段からできることは?

「家事をはじめ、日常には爪に負担がかかる場面がたくさんあります。指先を使う際に、少し気を使うだけで、爪を守ることができます。最初は面倒かもしれませんが、意識して続けると自然と手が動くようになります」

濡れた洗濯物の取り出し方

「洗濯機から洗濯物を出す際に爪を傷めることが多いんです。濡れた布製品はとても重く、また水分もあるため、爪が傷ついたり折れやすくなったりします。爪先を立てて一度にすべてをつかみ上げようとせず、指の腹で洗濯物を挟むようにして、一枚ずつ絡まりをほぐしながら取り出してください」

爪の先でつかみ取ってはダメ! 使うのは“指の腹”。

みかんの剥き方

「みかんを剥くとき、爪でズボッと穴を開けてから爪で皮をはがす人がほとんどだと思いますが、それだと爪が皮膚から離れてピンクの部分が減ってしまいます。爪ではなく箸を使うのがおすすめです。みかんの真ん中に箸を挿し入れ皮を引き上げます。ある程度はがれたら、指の腹でつまんで剥いていきます」

1.みかんの底の中心に、箸の持ち手側を浅く挿し、皮を引き上げる。
2.指の腹でつまみめくるように剥く。

シールのはがし方

「みかん同様、爪を立ててカリカリとはがそうとすると、爪と皮膚が離れる原因に。こういった行為が重なることで爪をどんどん傷めてしまいます。シールは爪の裏側を使うのではなく、表側でゆっくり押し上げるようにしてはがし、ある程度まではがれたら指の腹を使ってめくるようにしましょう」

1.シールと台紙の間に爪を差し入れ、押し上げるようにはがす。
2.端を指の腹でつまんで残りをはがす。

『クロワッサン』1004号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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