からだ

ときめくものと暮らす、が基本。インテリアも美容も同じです。

〈連載〉美しき人生のそばに(14)。インテリアのスタイリングで第一線を走るあの人に、聞いてみたかったことがありました。どうしてそんなに美しく暮らせるのですか?
  • 撮影・黒川ひろみ ヘア&メイク・レイナ 文・越川典子

目をやれば、そこに好きなアートが。気持ちよく過ごせるんです。

手前の赤いソファは、カッシーナ社の〈ユトレヒト〉。石井さんが座る白いソファはジェルバゾーニ社の〈ゴースト〉。同じもので揃えなくてもいい、と教えてくれる。向かって左が仕事用デスク。ひざには、母猫のメグ。

石井佳苗さん
いしい・かなえ
インテリアスタイリスト
広告・雑誌などで活躍。自宅をDIYでカスタマイズし、そのノウハウを発信して一大ブームを起こす。著書に『Heima』『Love Customizer』など多数。

女性のオブジェが好きだという石井さん。像の隣に座るのは、3匹の猫たち(社員ズ)の父猫のポポ。後ろの額は1968年の版画。作者不明だけど惹かれた。
ワイヤーアートのHAyU(ハユ)・小川学さんの作品。「実は、小川さんの作品はたくさんもっていて、これはうちの社員ズを作ってもらったもの」。寝室の壁に。
東京の住まいは独立型のキッチン。「リビングでお茶を淹れたくて」仕事机の対面にお茶コーナーをしつらえた。ヴィンテージの机に愛用の茶器が並ぶ。
鏡が好きで、掛けたり置いたり。「部屋が広く、明るくなります」。この鏡は昭和の時代のもの。手前に人のオブジェを下げると後ろ姿も見え、楽しい。
教会の椅子に洋書を。ぬいぐるみ作家・黒田有里さんのオオカミちゃんは大のお気に入り。モビールも好きで、吊るしたり壁に掛けたり。
「日常のスキンケアこそよいものを使いたい」。右から、デルメッド プレミアム ローション、エッセンス、UVベイス。

本や雑誌で見た、石井佳苗さんの美しく、かつ居心地のよいインテリア。誰もが憧れる事務所兼自宅を訪れた。一歩入ると真っ赤なソファが目に飛び込み、それを中心に絵画やオブジェが見事に調和する、まさに石井ワールド。

「モノが多いでしょ」と石井さんは笑うが、不思議と気にならない。すべてが心地よさげに調和しているのはなぜ?

「たぶん、すべて私というフィルターを通しているから。大きく突出しているものがないからでしょうね」

棚のものの配置の仕方、照明の使い方などテクニックはあるのだが、

「自分らしいインテリアにするには、何より、自分が “ときめく” ものを選んでいるかが大事なんです。私は、アートをいつも近くに感じていたい。でも、それらは私の基準で、私がアートと感じたもの。年代もいろいろだし、木材や金属など素材もさまざまだけれど、全部、私がときめいたものばかりです」

同じテイストで揃える必要もない。むしろ、年代ミックス、素材ミックス、デザインミックスが奥行きを出す秘訣。

「引っ越しや家族構成など環境が変われば、住まい方が変わる。当然インテリアも変わります」

私自身もね、と続ける石井さん。

「ずっと黒髪のボブヘアだったのが、何だか重く感じて、ブラウンとアッシュでカラーリングしたら、メガネや服の色も変わって、新鮮でした。何事も変化を怖れずチャレンジすることは必要ですね」


だから、そばにデルメッド。

「年齢とともに変化するのは、肌だけじゃなく髪も。何歳になっても髪のボリュームや色まで心を配る、おしゃれで可愛いおばあさんになりたい。できる努力はしたいので、いま、デルメッド ヘアエッセンスを使っています。抜け毛が減り、いい感じです」

デルメッドのWEBマガジン「デルメッド・スタイル」では美容やレシピなどの情報をお届けしています。石井佳苗さんの特集も公開中! 是非ご覧ください。https://www.dermed-style.jp

問合せ先・デルメッド 〈フリーダイヤル〉0120-847-447 www.dermed.jp

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