無駄を省いて、何歳になっても快適に暮らす──作家・こかじらさんの機能的で暮らしやすい小さな家
人生後半の暮らしは、できるだけすっきりと。高齢になったときを想定して住まいをコンパクトにするノウハウを学びます。
撮影・松村隆史 文・黒澤 彩
バリアフリーと体にやさしい動線。すっきり空間で友人も集いやすく
昨年、千葉県の実家近くに平屋を新築したこかじさらさん。一人住まいにちょうどいいサイズ感と、シンプルなバリアフリーの間取りにしたことで、快適に暮らせる終の住処が完成した。
「コンパクトな家にしたいと思ったのは、実家での介護と家じまいの経験から。大きな家は高齢期の暮らしに合わないと、つくづくと感じました」
廊下やデッドスペースがなく、引き戸を開ければ一つの空間になるため家全体が暖かく、掃除もしやすい。もともと持ち物は少なかったが、これからも物を増やさないようにして今の心地よさをキープしたいのだそう。
「物が出ていないと広々と感じられるので、小さな家ですが友人たちを招いて食事会もできます。将来、在宅で介護を受けられるようにと考えて建てた家なので、何歳になってもここで自分らしく暮らしていきたいです」
『クロワッサン』1167号より
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