山口智子さんが新スタイルに挑戦！ ハンサムなのに女性らしい、大人のマスキュリンを目指して。〈レキップ〉

大きめチェックがインパクトのあるアンゴラのシャギーコート。袖や身幅に余裕を持たせることで、クラシックな雰囲気に。柔らかな印象のスタンドカラーは、寝かせることもできる2Way。丈のバランスなど細部にもこだわったコートは、どんなスタイリングにも合うシルエット。肌触りのよいセンタープレスのウールパンツを合わせ、スマートに。

ダイヤ柄がリズミカルな中綿キルトコートは、分量感もあり、防寒性も抜群。大きめポケットや、サイドに入れたコンシールジッパーで、機能性も兼ね備えている。重たくなりがちな黒のコートは、白を差すことでフレッシュに。なめらかな肌触りが魅力的なウールサキソニー素材のテーパードパンツとコーディネートし、軽やかにまとめたい。

華やかなフラワージャカードのカーディガンは、ウールを圧縮して編んでいるため、凹凸感が出て、リッチな印象に。合わせたのは、イタリア・コモにある老舗メーカーの生地を使用したブラウス。高密度なポリエステルタフタが美しい光沢とハリ感を与え、取り外し可能なボウをドラマティックに導く。ピンストライプのパンツが甘すぎず、辛口に。

ハンサムなシングルコートは、アンゴラ混ビーバーのオリジナル素材で軽やかな着心地。メンズ服が発祥のチンウォーマーを取り入れながら、ドロップショルダーで女性らしいバランスに。伝統的な柄であるグレンチェックのシャツワンピースを、足首が見えるレングスのワイドパンツとコーディネートし、グレートーンの着こなしを楽しみたい。

存在感のあるフラワージャカードのジャケットは、少し丸みのあるシルエット。衿元にあしらったリブがスポーティなムード。レザーのような光沢感があるサテンプリーツスカートと合わせ、異素材のコントラストを楽しみたい。ベージュ、ブラウン系の優しい色調でまとめたら、レトロなプリントのスカーフを巻いて、イノセントな気分で。

高級感あるミラノリブのジャケットは、ニット特有のストレッチ性が魅力。細めのテーラー衿がノーブルな表情をプラスし、着心地のよさときちんと感が同居。ピンストライプのパンツは、丁寧に仕立てられた、メンズライクな一本。ネイビーでまとめた上品トラッドな着こなしを、パールブローチで華麗に仕上げて、フェミニンなアクセントを。

カーディガンとしてラフに楽しめるツイードのニットジャケットがエレガンスを体現。やや落ちたショルダーラインがこなれ感を、位置を高めにしたメタルボタンがスタイリッシュさを演出する。パールネックレスで、よりクラシカルな印象に。定番の白シャツ、センタープレスのワイドパンツとベーシックなデザインを選び、モダンなレディの誕生。

防寒性に優れたフード付きダウンコートは、スマートな雰囲気が魅力。ドルマンスリーブと少し長めの後ろ丈がやわらかさを添える。さらに花柄のブラウスで女性らしさを覗かせて。フェイクレザーのパンツはテーパードシルエットとセンターシームで、脚がまっすぐに見える仕掛けに。今年の大本命コートは、アクティブに軽快に羽織りたい。