フローリングワイパーで拭いてもベタつきが残る床をすっきりさせたい!
目にするたびに、きれいにしなくちゃ、直さなくちゃ、と思っている家の中の小さなイライラ。
ラクに解消する方法を家事研究家の高橋ゆきさんに聞いた。
ラクに解消する方法を家事研究家の高橋ゆきさんに聞いた。
撮影・安田光優 文・長谷川未緒 イラストレーション・マエダユウキ
床の拭き掃除は、手拭きが一番です。
フローリングワイパーより圧力がかかるのできれいになり、素足で歩いたときの気持ちよさが違います。
雑巾を3分の1程度濡らし、内側に折って水分を全体に浸透させるように絞ると、固く絞った雑巾が作れます。手を伸ばしすぎると力が入りにくいので、体に近づけて拭くのもポイントです。
気になったときにさっと掃除すれば、ラクにきれいをキープできます。
「掃除では床など広い面積をきれいにすることも大切ですが、ちょっと気になっている汚れを落とすことのほうが、じつは驚くほど家全体の空気が変わります」
そう語るのは、家事研究家の高橋ゆきさんだ。せっかく置いたシンボルツリーや、インテリアの要となるソファに埃やゴミがたまっていては、部屋も気持ちもすっきりしない。目をそむけてきた汚れこそ、一度きれいに落として気分を上げよう。
「気になったときにぱっときれいにしてしまえば、後々、大掃除の必要もなくなります。家にあるもので作れる便利な掃除道具も紹介しますので、ちょこちょこ掃除して、汚れをためないようにしてくださいね」
『クロワッサン』1090号より