【替えどきチェックポイント】
●布団の場合
□ 横になったときに床の存在(底つき感)を感じる。
□ 起きたときに不快感、圧迫感がある。
●マットレスの場合
□ 不快な揺れ、ギシギシ音がする。
●布団・マットレス共通
□ 触ってみて、場所ごとに感触が違う。
□ 何かが当たる感触がある。
「合わない布団やマットレスは腰痛の原因に。逆にいうと、正しいものを選べば改善することも多いです」と睡眠健康指導士の加賀照虎さん。
寝具が柔らかすぎると腰が落ち込み、硬すぎれば肩や腰を圧迫する。経年劣化したものを使い続けても同じこと。
「悪い寝姿勢で6、7時間も過ごせば当然腰には負担。良い寝姿勢とは立ち姿からそのまま仰向けになった状態ですが、これを保つには体の凹凸にフィットして全身をサポートする『体圧分散性』に優れたものを選ぶといいです」。
チェックポイントは「過度な沈み込み、圧迫感がないか」。次に「寝返りのしやすさ」。自然な寝返りを妨げない適度な弾力も必要になる。
「一般的に厚みがあると底つき感(床にあたる感覚)がなく、硬さも中程度のものがサポート性が高いとされます。トライアル期間のあるオンライン店舗も多いので、積極的に利用してみてください」