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じゃがいもとベーコンのチーズ焼き【川津幸子さんのレシピ】

日々の食卓を支える、頼もしきフライパン。その使い勝手を愛する料理家に、お気に入りのフライパンと自慢の料理を聞きました。

撮影・青木和義

じゃが芋とベーコンのチーズ焼き

オーブンにおまかせ、そのまま食卓へ。

じゃがいもとベーコンのチーズ焼き【川津幸子さんのレシピ】

ベーコンとにんにく、バターの香りと旨みをじゃが芋にまとわせてからオーブンへ。じゃが芋はほっくり仕上がる男爵を。

【材料(2〜3人分)】
じゃが芋 4個
ベーコン 100g
好みのナチュラルチーズ(グリュイエール、エメンタールなど)100g
にんにく 1かけ
バター・サラダ油 各大さじ1
塩・こしょう・ナツメッグ 各適量

【作り方】
1.じゃが芋は皮をむいて5mm厚さの輪切りにし、水に10分ほどさらした後、水気を拭く。
2.ベーコンは5mm幅に切る。チーズはおろす。にんにくはみじん切りにする。
3.フライパンにサラダ油を熱して、バターとにんにくを加え、バターが溶けたら、ベーコンを入れて炒める。脂が出たら、じゃが芋を加えて炒め、脂が回ったら、塩、こしょう、ナツメッグをふる。
4.チーズを加えて混ぜ合わせ、全体を平らにして200度のオーブンで20〜25分焼く。

「鉄はステーキやオムレツ、 オーブン料理に。 ステンレスは 雪平代わりに魚の煮付けも可能。」

ステンレスのフライパンは直径26.5cm、下2つは鉄で左は直径18cmの軽いタイプ、右は直径26cm、南部鉄器で重いタイプ。どれも20年以上使っているもので、購入元は不明。
ステンレスのフライパンは直径26.5cm、下2つは鉄で左は直径18cmの軽いタイプ、右は直径26cm、南部鉄器で重いタイプ。どれも20年以上使っているもので、購入元は不明。
忘れちゃいけない! メンテナンス。鉄のフライパンは洗剤なしで洗うのが基本だが、裏側は洗剤をつけて洗う。吹きこぼれや油がつきやすいので裏返してスポンジでしっかりゴシゴシ。
忘れちゃいけない! メンテナンス。鉄のフライパンは洗剤なしで洗うのが基本だが、裏側は洗剤をつけて洗う。吹きこぼれや油がつきやすいので裏返してスポンジでしっかりゴシゴシ。
ステンレスのフライパンは直径26.5cm、下2つは鉄で左は直径18cmの軽いタイプ、右は直径26cm、南部鉄器で重いタイプ。どれも20年以上使っているもので、購入元は不明。
忘れちゃいけない! メンテナンス。鉄のフライパンは洗剤なしで洗うのが基本だが、裏側は洗剤をつけて洗う。吹きこぼれや油がつきやすいので裏返してスポンジでしっかりゴシゴシ。

鉄、ステンレス、フッ素樹脂加工、どんなフライパンでも使うわよ、という川津幸子さん。

「それぞれによさがあると思います。鉄は油をよくなじませてから使うことが大切。オムレツを作るときによく使います。家族が席に座ったのを見届けてから、短時間で一気に作って出来立てを食べさせたいのよね」

オーブンにも入れられるし、真っ黒な南部鉄器のフライパンは器がわりに食卓に出してもおかしくない。

「ステンレスは焼くときに素材がくっつく、という人が多いけれど、それは熱し方が足りないから。汁気のものを入れて平鍋として使うこともできて便利ですよ」

フッ素樹脂加工は人気があるが、水分がとびにくいため、ひき肉を炒めるときは肉汁が残りやすいという点も。

「合う料理を知って選んで使えたらいいわね。でもやっぱり鉄のフライパンが一番好きかな!」

  • 川津幸子

    川津幸子 さん (かわつ・ゆきこ)

    料理家

    長年の料理編集者の経歴が活きた、誰でも作りやすくおいしくできる家庭料理のレシピに定評がある。著書に「100文字レシピ」シリーズなど。

『クロワッサン』1055号より

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