疲れているのに眠れない。快眠を得る方法は?
お悩み解消ストレッチを、スポーツ&サイエンス代表の坂詰真二さんに教わります。
撮影・黒川ひろみ ヘアメイク・武田尚子(MÉLANGE) スタイリング・春原久子 文・石飛カノ イラストレーション・川野郁代 モデル・くらさわかずえ
寝つきが悪く、朝起きたときも疲れがとれない。快眠を得る方法は?
ストレスフルな仕事を終え、帰宅後はシャワーを浴びてベッドに直行。でも全然眠れない。カラダは疲れているはずなのに。
その理由は、カラダが日中のモードのままで、さまざまな筋肉が緊張しているから。
ストレスが多く、緊張状態にあると、呼吸が浅くなるとともに、とくに肩まわりの筋肉が緊張して、力が抜けなくなります。
眠る前には、深い腹式呼吸とともに肩の筋肉を動かしてほぐし、副交感神経モードにシフトを。
【解決】
深い呼吸とともに緊張しっぱなしの肩の筋肉をほぐし、リラックスを。
【やってみよう!】目を閉じてゆっくり呼吸。
床またはベッドに仰向けになり、下腹部に両手を置く。肩をすくめながら鼻で息を吸い、肩を落としながら口から息を吐く。1分間。
【Point】肩の動きと呼吸をセットで。
(A)両脚は楽な位置で膝を立てる。
(B)息を吸うときは鼻からゆっくりと。
(C)両手は下腹部の上で組む。
(D)息を吸いながら左右の肩を上げる。
(A)息を吐くときは口から細く長く。
(B)息を吐きながら肩を下げる。
『Dr.クロワッサン 何歳からでもカラダはやわらかくなる!』(2019年1月5日発行)より。