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保温ボトルを使って、自家製の甘酒を作りましょう。

自家製の甘酒は格別な味。保温ボトルを使えば乾燥米麹とお湯だけで簡単にできます。
自然の甘みは豆乳やコーヒーにも合います。料理研究家の舘野真知子さんに教わりました。

撮影・清水朝子 文・岡田美苗子

【用意するもの(約450ml分)】

保温ボトルを使って、自家製の甘酒を作りましょう。
保温ボトルを使って、自家製の甘酒を作りましょう。

(1)保温ボトルに熱湯を入れ、ふたをして軽くふり、温める。

保温ボトルを使って、自家製の甘酒を作りましょう。

(2)湯を捨て、麹を全部入れる。初心者は安定している乾燥麹がおすすめ。

保温ボトルを使って、自家製の甘酒を作りましょう。

(3)計量カップに湯と水を、60~61度の300mlになるように調合する。

保温ボトルを使って、自家製の甘酒を作りましょう。

(4)湯の温度が下がらないうちに手早く、3を2の保温ボトルに注ぐ。

保温ボトルを使って、自家製の甘酒を作りましょう。

(5)ふたをして、全体がなじむようふり混ぜたら、あたたかいところに3~4時間置いておく。

保温ボトルを使って、自家製の甘酒を作りましょう。

(6)鍋にあけて、ごく弱火で1分間ほど加熱する。鍋のふちがふつふつと泡立つようになるのが目安。

保温ボトルを使って、自家製の甘酒を作りましょう。

(7)保温ボトルに戻しふたをし、さらに3~4時間置いておく。寒い時季はとくにあたたかいところに置くこと。

保温ボトルを使って、自家製の甘酒を作りましょう。

(8)ほんのり黄色みを帯び、甘みが出ていたら完成。ふたをせずに冷ます。

【保存方法】

すぐに使う場合は、清潔な密閉容器に入れ、冷蔵で2~3日、冷凍保存なら2~3カ月。品質が変わりにくく味を均一に保て、糖度も上がる。清潔な密閉保存袋に入れて、平らにならして。カチカチに固まらないので、計量スプーンなどで使う分だけ取り出しやすい。

保温ボトルを使って、自家製の甘酒を作りましょう。
  • 舘野真知子

    舘野真知子 さん (たての・まちこ)

    料理研究家、管理栄養士

    発酵料理を中心に、食の大切さ、栄養や文化なども併せて伝える活動を展開。著書に『料理用あま酒、はじめました。』(光文社)など。

    ※プロフィールは雑誌掲載時(2019年6月)のものです。

『Dr.クロワッサン 若返る 甘酒・麹の健康法』(2019年6月28日発行)より。

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