パリッ、さくさく。オートミールの薄焼きクッキー【白崎茶会のかんたんおやつレシピ】
撮影・青木和義 スタイリング・中里真理子 構成、文・越川典子
パリッ、さくさくの口当たりが楽しい。
オートミールの薄焼きクッキー
【材料(直径7cmくらいの薄焼き12枚分)】
オートミール60g
米粉40g
海塩ひとつまみ
A[植物油35g、メープルシロップ35g、塩麹5g]
スライスアーモンド25g
【作り方】
1.ボウルにオートミールを入れ、手で細かく砕く。米粉、塩も加えてさっと混ぜる。
2.1にAを加えて、少し固くなってくるまでヘラでよく混ぜ、スライスアーモンドの2/3量を加える。
3.生地を12等分して、10cm角に切ったクッキングシートの上にのせ、手で丸く広げて、残りのスライスアーモンドをのせる。
4.160度に温めたオーブンで10分焼き、150度に下げて15分くらい、生地の表面が固くなるまで焼く。
本誌の人気連載「白崎茶会の発酵定食」でもおなじみの白崎裕子さん。
「発酵食、雑穀、乾物は、白崎茶会で毎日使っている食材ばかりです」
この3つを使って、カラダにいい、かんたん、誰が作っても失敗しないおやつレシピを考えてもらった。
「砂糖やバターなどを使わず、小麦粉も最小限にしています。ポイントの食材は、濃縮タイプの甘酒です。甘みを出すのはもちろん、とろみを出したり、焼き菓子を膨らませる役目をしたり、甘酒はとても面白い役割をしてくれます」
結果、甘さ控えめ、飽きずに食べられるおやつができあがった。
「甘く食べたい場合は、はちみつやメープルシロップをかけてください。オリーブオイルや海塩、ハーブ類をかければ、食事やおつまみにもなります」
どのレシピも、混ぜて冷やすだけ、混ぜて焼くだけ。守るべきは3つだけ。
・材料をきちんと量ること。
・よく混ぜる(乳化させる)こと。
・加える順番を守ること。
「必ずおいしくできます」
[白崎茶会で使っている 「発酵・雑穀・乾物」食材]
『クロワッサン』1029号より
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