豆腐ステーキきのこのもちきびあんかけ【松見早枝子さんのもちきびレシピ】。
撮影・徳永 彩(KiKi inc.) 文・黒澤 彩
もちきび
もちもちの食感とコクのある味が特徴。雑穀の中ではタンパク質が豊富なのに低カロリーでダイエットの強い味方。鮮やかな黄色はポリフェノールの一種で、抗酸化力も高い。
豆腐ステーキ きのこのもちきびあんかけ
旨みのあるもちきびを、中華風のとろりとしたあんかけに。ソースをまとめるのに一役買ってくれる。少し時間をおいて汁気を吸った状態でもおいしく食べられる。
【材料(2人分)】
木綿豆腐1丁
塩・小麦粉各少々
舞茸または好みのきのこ約50g
もちきび大さじ2
水150ml
オイスターソース・しょうゆ各小さじ1
オリーブオイル大さじ1
万能ねぎ(斜め細切り)2本分
【作り方】
1.もちきびは目の細かいストレーナーに入れてさっと洗い、水気をきっておく。
2.豆腐は横半分に切り、両面にそっと塩を振ってそれぞれペーパーで包んで15分ほど置く。舞茸は石づきがあれば切り落とし、手で食べやすい太さに裂く。
3.小鍋に分量の水ともちきび、舞茸を入れて中火にかけ、煮立ったら蓋をして弱めの中火で3分ほど煮る。オイスターソースとしょうゆを加えてさらに3分ほど煮たら火を消し、そのまま置いておく。
4.豆腐を焼く。フライパンにオリーブオイルを熱し、表面の水気をペーパーで拭き、小麦粉を両面に薄く均一にまぶした豆腐を並べ入れ、こんがり焼き色が付くまで中火で焼く。裏も同様に焼いたら皿に盛り、3のソースをかけ、万能ねぎをのせる。
松見早枝子(まつみ・さえこ)さん●粮理家。エイジングケアによく、体や環境への負担が少ない食事法を提案。雑穀エキスパートの資格も持つ。プライベート料理教室「Tronc(トロン)」主宰。
『クロワッサン』1029号より
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