プロが愛用するキッチン収納グッズ、料理研究家の野口英世さんに教わりました。
暮らしの中で必要な細々したものを収納する、便利でデザインにも優れたグッズを収納の達人に紹介してもらいました。
撮影・森山祐子 文・大澤はつ江
収納グッズのサイズをきっちり測る。ピッタリ収まると気持ちいい。
ポーチの中に小さな“マイメジャー”を入れて持ち歩くほど採寸好きの野口英世さん。
「昔からサイズを測るのが好きなんです。整理したい道具類を収納予定場所に収めるにはどんなグッズがあるか? 何げなく目に留まった収納グッズがそこに適しているかを見極めるにはサイズが重要なんです」
だからといって、サイズさえ合えばいいわけではない。
「私の仕事場はキッチン。水気が多い場所なので、キッチンツールを収納するグッズ類は錆が出ず、調理中に倒れない安定感のあるものを選びます。食材を扱うので清潔感も大切。汚れたらすぐに洗えることもポイントです」
また、調理中に色がうるさく感じないように、キッチンツールにマッチする白、黒、シルバーで統一している。
「グッズの収納場所は作業から近い場所に。アクションが少なければ取り出しやすく、しまいやすいですから」
メーカーごとの仕分けで、必要なものが見つけやすい。
キッチンツール類は錆に強いステンレスに。
穴開きのバスケットは中身の確認がしやすい。
マグネット付きなのでレンジのそばにペタッ。
ストック食材の収納はキャスター付きが便利。
『クロワッサン』1018号より
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