利き脳タイプを知って、片付け術を身につけましょう。
既存の片づけ法や収納セオリーを試してみても成功しない。その理由はあなたの脳の特性にあるかも。一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会代表理事髙原真由美さんにお話を伺います。
イラストレーション・レモン・フー 文・板倉みきこ
今回片づけるのはタイプ別で特徴の出やすいキッチン。利き脳の4タイプ別に、片づけ前に行いたい、収納するものの優先順位のつけ方を提案。選別後、ものを整理して維持していく方法は、実例を参考に取り入れてみて。
●右右脳タイプ
なぜ片づかない?
種類や場所を細かく分類するなど、型にはまった整理法が合わない。
↓
向いているのはこんな収納
余計な動きと手間がかからない、ワンアクションで済む方法。
視覚でものごとを捉え、直感で行動する人。機能性よりも、見た目の「好き」がもの選びの基準に。面倒なことが大嫌いなので、片づけはパッと出せて、パッとしまえる「ワンアクション収納」がおすすめ。全体を把握するのが得意なので、空間がコンパクトで、大抵のものは手を伸ばせば取れる位置にあるキッチンは、片づけがストレスにならない人も多いはず。ものを選別したら、見た目をスッキリさせることだけを目指せばいい。
【収納の優先順位】
1.使っている
2.気に入っている
3.宝物・大事・好き
4.それ以外
ツールは使用頻度の高いもの、好きで使えるものだけを残すのが得策。好きの中にもさらなる順位をつけて。
【このタイプの収納成功例】
01 / 04