シミにもいろいろなタイプがある。
「大人の女性に多いのは、ひとつひとつのシミが大きく目立つ〝面ジミ〟、あるいはそばかすのように小さな点があふれている〝点ジミ〟です。シミをきれいにカバーするには、それぞれのタイプに合ったコンシーラーを使うことが大切です」
とヘア&メイクアップアーティストのレイナさん。まず面ジミ攻略法。ひとり目のモデルはクロワッサン俱楽部会員の佐藤敬子さん。
シミにもいろいろなタイプがある。
「大人の女性に多いのは、ひとつひとつのシミが大きく目立つ〝面ジミ〟、あるいはそばかすのように小さな点があふれている〝点ジミ〟です。シミをきれいにカバーするには、それぞれのタイプに合ったコンシーラーを使うことが大切です」
とヘア&メイクアップアーティストのレイナさん。まず面ジミ攻略法。ひとり目のモデルはクロワッサン俱楽部会員の佐藤敬子さん。
「1年半前にクリニックのレーザー治療を受けたのですが、また大きなシミが頬骨上に浮き出してしまって……」と、かなり気にしている様子。
「シミ自体が大きく、色も目立つ〝面ジミ〟には、かためでしっかり肌に密着する固形のコンシーラーがおすすめです。ただしムラになりやすいので、指でシミの上にのばすようにつけてはいけません。大事なのは、シミの上に均一につくように、指の腹でコンシーラーをとんとんたたきこむこと。そして面ジミをきれいにカバーしたら、顔全体はルースパウダーで自然な印象に仕上げることです」(レイナさん)
仕上がりの顔を見て佐藤さんも驚く。
「今までシミが目立たないようにいろいろなものを塗りすぎていました。こんなシンプルケア、目からウロコです」
ファンデーションはストレッチ性が高く、薄づきだけれどカバー力の高いものを選ぶ。それを両方の眉尻とあご先を結ぶ逆三角形内エリアを中心につける。
「色は肌の色にできるだけ近いものを。目頭の下から塗り始め、内から外に向けて逆三角形内にのばしていきます。それ以外の場所は軽くぼかす程度で自然な感じに」
固形のコンシーラーを中指にとり、カバーしたいシミの上にそのままとんとんとスタンプを押すようにつけていく。
「指先ではなく指の腹を使って力を入れすぎずほどよい加減でたたいて固定します。こすりつけたり、のばしたりすると下のファンデがよれて、コンシーラーの効果も薄れるので注意してくださいね」
仕上げはルースパウダーで。
「ずれたりよれたりしてほしくないシミの上とTゾーンは、パフで軽く押さえるようにしてのせます。これでパウダーをしっかりのせると同時に、テカリを防ぐことができるのです。あとの部分はすべらせるようにふわっとつけて、肌に透明なベールをかけてできあがりです」(レイナさん)
『クロワッサン』932号より
●レイナさん ヘア&メイクアップアーティスト/メイクのプライベートレッスンの他、今秋からメイク教室を開講予定。詳しくはHPにて。http://www.reina-make-up.com
※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。