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Vol. 45 ビタミンC治療の第一人者

この連載コラムでは、女性医療ジャーナリスト、増田美加が“女性の医療最前線”を毎回お伝えしています。

紫外線対策や美白ケアをしているのに、「40歳を過ぎてから、なんだか肌が黒ずんで、くすんで見えるようになってきた」「肌に元気がなくなってきた」という読者の方々の声をよく聞きます。
そこで今回は、皮膚科専門医、医学博士でビタミンC治療の第一人者と言われている亀山孝一郎先生(「青山ヒフ科クリニック」院長)を取材しました。

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亀山浩一郎先生は、北里大学医学部卒業後、北里大学皮膚科に入局。1986年1月から1989年5月まで、世界最高峰の研究機関である米国立保健衛生研究所( National Institutes of Health)でメラニン生成についての最新研究に専念。

1999年、世界に先駆け「ビタミンCのニキビに対する効果」と題した論文発表。この研究をきっかけに、ビタミンCとニキビ、テカリ、オイリー肌との関係を詳しく分析。ビタミンCの誘導体が天然型の何倍も肌に吸収されることを、世界ではじめて証明。

今でこそ、ニキビにビタミンCが効くことは当たり前になりましたが、当時この論文は驚きを持って読まれ、ビタミンC治療の第一人者と呼ばれるようになります。
同年、「青山ヒフ科クリニック」を開設。

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さて、更年期になると肌が黒ずんで、透明感が落ちてくるのはなぜでしょうか?

そうです! エストロゲンの分泌量の減少が原因ですね。
40歳を過ぎてから、女性の体内で劇的に変化するのがエストロゲンをはじめとする女性ホルモンの分泌です。
閉経が近くなるにつれて、エストロゲンの分泌量が減少。生理不順、ほてり、発汗、イライラなど、さまざまな更年期症状が起こることは知られていますが、皮膚にはどのような症状が起こるのでしょうか?

亀山先生は、「まずエストロゲンの皮膚に対する作用は、①皮膚含水量の増加 ②コラーゲンやエラスチンの合成の促進 ③ヒアルロン酸の合成の促進 が知られています。コラーゲンやヒアルロン酸は皮膚のしなやかさや水分の保持に大事な働きをしています。エストロゲンの分泌が減少することで、これらが更年期になると一気に失われていくのです」と話します。

また、「更年期世代の女性は、今までさんざん紫外線を浴びてきた歴史を持っています。そのため、これ以上紫外線にあたると皮膚がんなどの病気になるという危険があることを体は知っていて、紫外線に対して非常に敏感になっています。一生懸命、自然のサンスクリーンであるメラニンを増やして病気を防ごうとするわけです」(亀山先生)。

ということから更年期以降の女性は、さらに徹底した紫外線対策が必要なのです。

亀山先生は、「更年期の皮膚に対しては、①エストロゲンの代わりに、皮膚代謝を促進するビタミンAとC ②美白剤 ③保湿剤 ④抗止痒剤(かゆみ止め)のケアが必要です。紫外線対策をしながら、コラーゲンやエラスチンの産生を亢進させるビタミンCとA(レチノール)を外用することで、肌の黒ずみや浅いシワなら改善します」

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ビタミンCは、美肌を作る上で有効な成分のひとつ。
でも、ビタミンCは、磁石のN極とN極が反発するように、反発してなかなか皮膚の深部に浸透しないのが欠点。
この問題を解決するために、亀山先生は、ビタミンCを皮膚に塗った上に、マイナスの電極を置きます。そうすると、皮膚表面のビタミンCをマイナスの電極が押し下げ、皮膚の奥深くまで浸透。塗るよりもはるかに多くのビタミンCが皮膚深部に入ります。
ビタミンCを外用で塗るだけに比べて、イオン導入をすると、毛穴は閉じ、色は白くなり、フェイスラインが整ってくる方が多いそうです。

亀山先生に、更年期世代の肌の黒ずみ、くすみ、乾燥対策におすすめのケア法を紹介してもらいました。

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「リコピンノンニードル+ジェネシス+VC導入コース」

トマトに含まれている「リコピン」は、皮膚トラブルを引き起こす活性酸素を消去するだけでなく、活性酸素のターゲットとなる皮膚タンパクを保護し、弾力と潤いのある肌を維持します。このリコピンを「カメヤマ式無針メソセラピー」で深部に導入。
さらに、「ジェネシス」レーザーで照射し、肌表面に働きかけ、小じわと毛穴を改善し、さらにハリを与えリフトアップします。
そして、効果的な「ビタミンC導入」。美肌成分を塗った上に、ビタミンCをたっぷり含んだシートをのせ、専用マスクを重ねて、電極を差し込み、皮膚の奥底にビタミンCをたっぷり送り込みます。
ストレスにより生成された活性酸素をブロックし、皮膚の保水力を保ち、弾力を改善しつつ、美白・リフトアップ・毛穴縮小を叶えるコース。
注射による治療は怖い、ダウンタイムがある治療はハードルが高いという方、敏感肌の方にもおすすめです。

STEP1 クレンジング やさしく丁寧にメイクオフ。
STEP2 ウォッシング カクテルビタミンのソープ(「ドクターケイ」製品)でフワフワ泡洗顔。
STEP3 ノンニードルメソセラピー 電子穿孔法(電気的に皮膚のバリアゾーンを一時的に開かせ、皮膚に有効成分をたくさん導入する方法)を用いて、皮膚の奥底に濃厚な美容成分リコピンを大量導入。
STEP4 ジェネシス照射。
STEP5 ビタミンC導入。
STEP6 整肌パック。
STEP7 仕上げ オリジナル外用剤と「ドクターケイ」のスキンケアで肌を整えUV下地を塗布して終了。

「ドクターケイ」とは、亀山先生が患者さんからの声をもとにホームケア用として開発。ビタミンCを中心にしたオリジナル成分を配合したオリジナル化粧品
そのなかで今年発売となったのが「ケイカクテルVスキンケアベース」¥6,000(税抜)

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日焼け止めなのに、しっとり、サラサラ感が続き、1日中ビタミンマスクをしているような美肌感が続くUVベース。カクテルビタミン美容液、美白美容液、日やけ止め、毛穴カムフラージュ下地といった4つの役目がこれ1本で叶います。

「当クリニックの最大の特徴は、皮膚を診る眼だと思っています。皮膚科専門医としての経験をもとに、あらゆる皮膚トラブルを診断し、解決します。ニキビ、毛穴の開き、シミ、シワ、タルミなどの美容のトラブルだけでなく、水虫、かぶれ、アトピー性皮膚炎なども診療します。女性だけでなく、皮膚科一般、男性の方の診療も行います。幅広い治療法で、肌トラブルを治すために全力を尽くします。またクリニックにお越しになれない方のために、ドクターケイ化粧品の開発も行っています。肌に悩みを抱えている方々のトラブルを解決し、素晴らしい人生を送っていただくことが私の夢です」と亀山先生。

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