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Vol. 38 10年前の自分に戻してくれる美容皮膚科医

年齢を重ねると、たるみやシワ、シミ、毛穴、くすみ…が気になり、鏡を見るのが楽しくなくなりますね。私もそうです…。
そこで美容皮膚科のクリニックでは、いま何が行われているのか、私たちが気楽に受診できるのか、を確かめたくて出かけました。
メスを使わずに自然で幸せな若返り“ハッピーリバースエイジング®”を叶える場が、このクリニックです」
と話す銀座ケイスキンクリニック」院長の慶田朋子(けいだともこ)先生。

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慶田先生の美しさには、説得力がありました。
先生は、新しい治療方法やレーザー機器などは、積極的にご自身の肌で試し、本当に良いものだけをクリニックに取り入れているそう。
ご自身が昔、アトピー性皮膚炎などさまざまなトラブルに悩み、克服した経験を生かして、肌の弱い人でも受けられるアンチエイジング治療を提案されています。
明るくさっぱりした性格で、なんでも気さくに相談できるお人柄。
美容はもちろん、皮膚疾患の学会誌や学会情報にも精通し、勉強熱心なことでも知られています。

そのご経歴は、東京女子医科大学医学部医学科 卒業後、東京女子医大皮膚科学教室に入局。東京女子医大皮膚科助手、聖母会聖母病院皮膚科医員、都内皮膚科・美容クリニック勤務を経て、有楽町西武ケイスキンクリニック開設ののち、約3年前に現在のクリニック院長に。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本レーザー医学会認定レーザー専門医。

これまでは病気、治療の範囲と思われていなかった皮膚の老化による症状、たるみ、シワ、シミ、毛穴、くすみ…。
今、これらの症状に対して美容皮膚科では、メスを使わず、外用薬、化粧品、レーザー、光・高周波照射、注射・注入療法などの医療によって、かなり改善できるようになってきています。
美容医療は、ハードルが高いと思っている人もいるかもしれませんが、美容医療を受ける最も多い年齢は40代。まさに“エイジングコンプレックス”を解消し、自分の肌に自信を取り戻したい世代です。
40歳を過ぎると、顔は自分のケア次第で変わると思います。若いときは生まれ持ったものが大きいけれど、歳を重ねるとお手入れしている人とそうでない人の差が大きくなります。

慶田先生は、
「職人的な注入治療と最新のレーザー治療を組み合わせた肌質改善治療とバランスのとれた若々しい顔立ちに戻すデザイン力に自信があります。美容医療は、今、医師の美的感覚が問われる時代になりました。
皮膚科学全般の豊富な知識と経験によって、美容皮膚科治療を安全にお届けするため、日々研鑽を重ねています。
医療機関でしか行えない、エビデンスに基づいた質の高い治療を、プライバシーに配慮した、くつろげる空間で提供しています。
1か月後、1年後の変化を楽しみにしていただけるような、美のトータルサポートが私のポリシーです」
と話します。

クリニック受付

クリニック受付

40代、50代の女性が気になる、たるみやシワをなんとかしたいと思ったときに、さまざまな治療があるなかで、メスを使わず効果的にマイナス10歳の見た目年齢を叶えるには、どのような治療が有効なのですか?」
と慶田先生に尋ねました。

診察室

診察室

ほうれい線・眉間の縦ジワ・額の横ジワ・よだれジワなど、ちりめんジワ以外のすべてのシワに、ヒアルロン酸注入は絶大な効果があります。
施術に必要なのは、医師の美的感覚と立体視の能力です」と慶田先生。
美容医療こそ、医師の技術力の差が大きい職人技の世界なのかもしれないと思いました。

ヒアルロン酸治療

ヒアルロン酸治療

ほうれい線は、腫れや内出血もほとんどなく、ヒアルロン酸1〜2本の注入で直後から5歳以上の若返り効果があり、美容治療初心者でも試みやすい治療。
目の悪い人によくある、眉間の深い縦ジワは、少量でも充分な効果が。
よだれジワも、実は老けて見えるポイントで、ヒアルロン酸注入がおすすめの部位。
また、眼瞼下垂があって、額の横ジワにボトックスを注射できない人も、額に浅く広くヒアルロン酸を注入することで解決。

疲れて見える目の下のへこみ、インディアンライン(頬ゴルゴ線)頬のコケ感は、早めにヒアルロン酸を注入しておけば、若々しい目元をキープできると言われています。
かなり深くなってしまった頬のへこみも、ヒアルロン酸はボリュームを出しやすい治療のため、ふっくらした頬に戻すことができます。頬のへこみを数年前の若い頃に戻し、頬骨を高くすることで、リフトアップして見せることも可能だそう。

ヒアルロン酸を“適切な深さ”に、“適切な量”を注入することで、部分的なシワを浅くできます。
ヒアルロン酸は、局所麻酔をしてから、30~40mm長いカニューラ針を皮膚の奥に進めていきます。ヒアルロン酸の注入には“インジェクションシステム”といって、電動で一定圧、一定量での注入が可能な方法で行います。
細く長いカニューラ針でもスムーズに注入することができ、痛みや治療後の内出血も軽減できます。線ではなく、面で注入することで自然な若返りが得られるそう。

ここが美容整形手術とは異なるところ。違う自分になるのではなく、数年前の自分に戻るところが、美容皮膚科の治療だと言えそうです。

がんを経験した患者さんが慶田先生に、「ヒアルロン酸治療を行っていたことで、顔の若々しさを保っていられ、治療に前向きになれた」と話してくれたそうです。
美は、私たち女性の心を支えてくれますね。
美しさは他者との比較ではなく、ひとりひとりの骨格と顔立ちによって微妙なバランス感覚が求められます。
限られた予算の中で、どの部位の治療を優先すべきかなどの相談にものってくれます。
また、一度で完全を目指さずに、定期的にリタッチすることで、より自然な美しさをキープできるそう。

私も数年前の自分に戻るために、ヒアルロン酸を思い切って試してみようかな!

シミ、くすみや毛穴、脱毛治療に効果がある最新機種「ジェントルレーズ」と言うレーザー治療。
シミ、くすみや毛穴、脱毛治療に効果がある最新機種「ジェントルレーズ」と言うレーザー治療。

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また、コラーゲン密度の増加が格段にアップし、毛穴・シワ・ニキビ痕・たるみ治療に最適な最新式リフトアップ治療器「スカーレットRF」

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超音波を用いてたるみを強力にリフトアップできる、たるみ治療マシンの最高峰「ウルセラシステム」が人気とか。
レーザーや光・高周波照射治療も豊富でした。

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