くらし

藤井恵さんの健康を支える、一日一品、栄養満点の納豆料理。

ひと粒ひと粒に、栄養素がぎゅっと詰まっている納豆。手軽なアレンジレシピで毎日食べて、体調を上向きに。
  • 撮影・青木和義 文・新田草子
藤井 恵さん 料理研究家

海藻などネバネバした食材に目がないという、料理研究家の藤井恵さん。

「とりわけ納豆が大好き。毎日1パックは必ず食べます。うまみのある味わいが好きなのはもちろんですが、食べていると体調がとてもいいんです」

納豆は良質なたんぱく質源であるうえに、食物繊維が豊富。納豆菌には腸のビフィズス菌や乳酸菌の働きを助ける作用もある。豊富に含まれる酵素・ナットウキナーゼは、血流を良くし、血管を若返らせる力が注目されている。

「おかげで冷えや便秘に悩むこともないですし、腸が丈夫になることで免疫力が高まるのか、家族全員、この冬は風邪やインフルエンザと無縁でした。そういえば最近の研究によると、納豆菌は生きたまま腸に届くそうですよ」

体にいいことずくめの納豆。藤井さんにとっては、「もはやサプリメント代わり(笑)。以前出張で数日食べられなかったときは、体が重たく感じて」。

以来、毎日欠かさないという藤井さんにおすすめレシピを教えてもらった。

手間をかけずに、発想豊かに。栄養面での食べ合わせも考慮して。

「毎日のことなので、飽きないようにいろいろな食材と組み合わせて、なるべく手間のないレシピを心がけています。食感的に合うのは同じネバネバ系のほか、カリッとした歯触りの漬物や、アボカドのようにねっとりとしたもの。また、納豆菌の働きはほかのたんぱく質と合わさると、より活発になるという特徴が。その点で卵は、食感はもちろん栄養的にも好相性な食材です」

これらをのせて小鉢料理にするほか、「酢と合わせて、ドレッシングにするのも好きな食べ方。使うオイルや調味料によって風味が変えられるし、野菜もたっぷり食べられます。酢には脂肪をつきづらくするほか、血圧の上昇を防ぐ作用も。ナットウキナーゼの働きを助ける組み合わせでもあるんですね」。

ナットウキナーゼは熱に弱いが、「火を使う料理は火を止めてひと呼吸おき、最後に納豆を入れれば、本来の働きをさほど損なわずに済みます」。

ちなみに納豆にはいろいろなタイプがあるけれど、どう使い分ける?

「食物繊維を余さず摂りたいので、私は粒、それも大粒派ですが、ひきわりはナットウキナーゼが多くなるなど、それぞれにメリットが。好みで選んで、おいしく食べればよいと思います」

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