くらし

見やすく、誰もが使いやすい。番場家の冷蔵庫、拝見。

  • 撮影・岩本慶三 文・新田草子

週単位で食材を 使い切り、 常にスッキリ

「食材はおいしいうちに食べ切りたい。生鮮品は、できるだけ1週間で使い切るようにしています」

残った食材を一掃できるメニューのレパートリーが多くあると便利、と番場さん。シチューや豚汁のほか、

「意外と懐が深いのがトムヤムクン。フードプロセッサーですべての食材を刻むドライカレーもおすすめです」

冷蔵庫一掃トムヤムクン

【今回の材料】
木綿豆腐、鶏もも肉、エビ、じゃがいも、大根、にんじん、エリンギ、小松菜、こんにゃく、だし汁、ナンプラー、トムヤムペースト

【作り方】
1.豆腐は2㎝角程度の大きさに、鶏もも肉、エリンギ、小松菜はひと口大に切る。エビは洗って背ワタを取り、じゃがいも、大根、にんじんはいちょう切りに、こんにゃくは小さくちぎる。
2.鍋にだし汁と1を入れ、アクを取りながら煮込む。
3.野菜に火が通ったら、トムヤムペーストを味をみながら少しずつ加え、ナンプラーで味を調えて完成。好みで春雨やラーメンを加えても。
*「基本的には冷蔵庫の残り物で大丈夫。ないものは他のもので代用可能。きのこ類はおすすめです」(番場さん)

余り野菜で簡単ピクルス

【今回の材料】
好みの野菜(キュウリ、にんじん、パプリカなどカラフルな野菜がおすすめ)、すし酢(あれば、昆布、しょうがの薄切り、にんにくの薄切り、唐辛子、ベイリーフ等を一緒に入れるとおいしくなります)

【作り方】
野菜を食べやすい大きさに切り、保存容器に彩りよく詰める。このとき、ぎゅうぎゅうに隙間なく詰めるのがポイント。すし酢を野菜がひたひたに漬かるまで入れて冷蔵庫で冷やす。

番場智子(ばんば・ともこ)●料理研究家。大手料理教室講師等を経て、料理やおやつの教室を開催。著書に『天使が住みたい冷蔵庫・悪魔が住んじゃう冷蔵庫』(主婦の友インフォス)ほか。

『クロワッサン』994号より

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