例えば、捨てられずにとりあえず冷凍室に入っているご飯に、いつか使うかも、と取っておいてある保冷剤。「もったいない、と何でも冷蔵庫に入れると、中はあっという間に無法地帯に。親がそうしてきたという人も多く、自覚しづらい行動ですが、冷蔵庫は倉庫ではなく食品の一時保管場所です。本当に“もったいない”か、振り返る習慣を」
くらし
冷蔵庫を整理することは、イライラ部屋解消への第一歩。
- 撮影・岩本慶三 イラストレーション・イオクサツキ 文・新田草子
ごちゃごちゃ冷蔵庫を招く三大要因。
【1.不安症】切らしたくないものをまとめ買い。
料理研究家として活躍する傍ら、冷蔵庫の収納アドバイスも行い、多くの家庭の冷蔵庫を見てきたという番場さん。まず多いのが、「家族や自分の好物を切らしてしまったら、という心配から特定の食品を買い溜めするケース。冷蔵室にも冷凍室にも入っているのに、一部は賞味期限切れ、なんてこともあります。使い切ってから買っても、充分間に合うはず」。
【2.倉庫代わり】もったいないからとりあえず冷蔵庫。
【3.新しもの好き】流行りと欲求に負け、つい衝動買い。
次から次へと、目新しい食材が話題になる昨今。トリュフ塩に酒粕、チアシード……。そんな食材で冷蔵庫が満タンという人は要注意。「どんなにおいしくて体にいいものでも、使い切れなかったら、結局無駄になりますよね。買う前に本当に必要かよく考え、それでも買おうと思うなら、なるべく小さい容量のものを。友だちとシェアするのも一案です」
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