早起きして市場へと思ったら、あいにくの雨……そんな時でも頼りになるのが東三水街市場だ。MRT龍山寺駅から徒歩3分ほどにあり、アーケードには100を超える店舗が軒を並べる。
1935年に前身となる新富市場(シンフウシーチャン)として開設された歴史を持つだけに、創業50年以上、現在の店主が3代目という店も。生鮮食料品店のほか惣菜店も多く、巻き寿司や中華風おこわを売る店もある。活気ある市場を巡るなかで、店先から試食をすすめられたりもするはず。
市場のある西台北付近は、台湾語で「艋舺(バンカ)」と呼ばれ、台北一繁栄したエリアだった。当時の面影を残す歴史地区もあるので足を延ばしてみたい。