キッチンがすっきり片付く、たたんでしまえる水切りかごが欲しいです【くらしのお悩み相談室】
文・板倉みきこ
<お悩み>
狭いキッチンの使い勝手を悪くしているのは、絶対水切りかごだと思います。
見た目も圧迫感があるし、生活感丸出しになって、おしゃれなキッチンとは程遠い感じになりますよね。
そのまま食器を置きっぱなしにしてしまうので、片付け習慣も身につきません。
最近、水切りカゴを無くしてみたんですが、無くなるとそれはそれで不便。
吸水マットの上に食器をそのまま置くのですが、コップやお皿の内側に水分が残りやすいのが気になります。
使わないときはしまっておけて、スッキリ快適に使える水切りアイテムを探しています。 (明日香・48歳/女性)
断捨離を機に手放したものの、やっぱり水切りかごは必要だったと気づく人や、食洗機はあるけど、ちょっとした量の食器は手洗いでサッと済ませたいという人もいるのでは?
そこで、暮らしを豊かに、快適にするアイテムが揃う『クロワッサンの店』のスタッフに、お悩みを解決できる、ちょうどいいアイテムを紹介してもらいました。
Q 狭いキッチンスペースを有効活用できる、しまえる水切りアイテムはありますか?
自動車のバネを作っている「石川製作所」と、プロダクトデザインスタジオ「sugata」が共同開発した、3cmに縮む水切りラックをおすすめします。
バネを応用したつくりで、ひろげた状態だと長さ36cmになるラックは、横幅14cm、高さ9.5cmと低めなので圧迫感がありません。省スペースで狭いシンク横に収まりますが、2人分のお茶碗や汁椀、平皿、グラスが一度に置けます。フライパンや鍋、まな板も立てられますよ。
Q しまい方はどうするんですか?
バネの機能を応用しているので、縮める時も広げる時もスムーズ。わずか1秒で作業が完了します。
収納時はわずか3cmの薄さになるので、引き出しの隙間にしまえて、キッチンがスッキリします。
日本の自動車産業を支えてきたバネの技術はつくりがしっかりしているので、広げて使っていてもグラつきにくいんです。ラックの角度や間隔も計算されていて、乾きが早いのも利点です。
Q ラックを使い続けていると、カビやぬめりが気になります。
こちらのラックは、清潔感を保ちやすい素材とつくりなんです。サビに強く、傷つきにくいステンレス製でシンプルなつくりだから、とても洗いやすく手入れが楽。
また、バネを縮めてストッパーとなる金具をかけてロックしたら、そのまま縮めた状態で食器と一緒に食洗機にもかけられます。
Q ラックの下に、水がビシャビシャ溜まらないようにできるとなお嬉しいです。
トレーなどの水受けは、ぬめりの原因になりますし収納しにくいデザインのものも多いですよね。使った後はしまえる、水切りタオルや吸水マット、スポンジワイプがいいと思いますが、『クロワッサンの店』で今人気なのが優れた吸水性と速乾性、抗菌機能がついた「あっちこっち水切りマット」(URL)です。
ラックの下の水分をしっかり吸水してくれ、マット自体が乾きやすいので快適です。ラックをしまう時に一緒にマットも片付けられるので、スッキリした見た目の、清潔感あるキッチンを維持できますよ。
しまえるラックを使えば作業スペースが広くなって、パートナーや子供と一緒にキッチンに立って料理を楽しむこともできます。もちろん、忙しい時はテキパキと作業できてノーストレス。2人分の食器が置ける程度、という丁度いいサイズなので、食器をすぐ片付ける癖もつけられそうです。