くらし まずは1品種から。多肉植物をお気に入りの器に植えてみよう。 今や広く知られるようになった多肉植物。その魅力と、日々の生活の中で上手に付き合う方法を、あらためて知っておこう。 記事をシェア X Facebook LINE リンクをコピー 2018.08.08 撮影・清水朝子 文・嶌 陽子 ぼさぼさ髪もカバーできる、大きめベレーが便利すぎる カジュアル過ぎず、帽子初心者でも被りやすくて素敵に見えるから、ヘアスタイルが決まらなくてもOK 写真ギャラリー ガラスやカップ、ピッチャーなど。器によって多肉植物の表情が変わるのが楽しい。 1. 苗、器、ネット、多肉植物用の乾いた土、スコップ、ピンセット、細めの木製マドラーを準備。 2. 土の流出や虫の侵入を防ぐために、器の底穴をネットでふさぐ。編み目の細かいネットがよい。 3. 苗を容器からはずす準備。容器の外側を手で揉んで土を柔らかくし、出しやすくする。 4. 片方の手で容器を持ち、もう片方の手で苗を上にゆっくり引き出す。葉の部分を持っても大丈夫。 《NG》容器を横や下に傾けないよう注意。土が葉と葉の間に入り、取ろうとすると葉を傷つけかねない。 5. 根についた土をほぐしながら取りつつ、古くなった根を指先を使って剪定する。 6. 器に入れる。底から少し浮き上がるように、片手で多肉植物を持ち上げながら土を入れていく。 7. 土を8割ほどふんわりと入れたら、土が根と根のすき間に入るように、器を外側からたたく。 8. 根が完全に土に隠れるように、さらに土を入れる。下の葉に土がかかってしまっても大丈夫。 9. マドラーで押し込みながら、器の縁から5mm下まで土を入れる。ピンセットで位置を整える。 10. 完成。日当たりのよい場所に置く。植え替え後、根が安定し始める1週間後まで水は与えないこと。 【朧月(おぼろづき)】ベンケイソウ科グラプトペタルム属。原産地はメキシコ。暑さにも寒さにも強く、日本でも昔から庭で育てられてきた。肉厚で水分が多いので、多少放っておいても大丈夫。 【白牡丹(しろぼたん)】ベンケイソウ科グラプトベリア属。上品な色とエレガントな形が人気。葉先がほんのりピンクに紅葉する。日本の気候に合っているので、屋外に置いておくと元気に育つ。 【月兎耳(つきとじ)】ベンケイソウ科カランコエ属。ふわふわとした白い毛に覆われた葉は、兎の耳のような形。触ると気持ちいい。とても丈夫で、屋外に置いておけばぐんぐん伸びる。 【サンライズマム】ベンケイソウ科セダム属。「日の出のように明るいママ」という名のとおり、華やかな雰囲気。暑さ、寒さに強い。秋になると葉が黄色くなり、さらに縁がオレンジ色になる。 【パリダム】ベンケイソウ科セダム属。細かい葉をつけた丸いかたまりが、集まっている。寒さにもある程度強いので、冬場も氷点下1〜2℃くらいまでなら外に出しっ放しでOK。 この写真ギャラリーの記事を読む 関連記事 【買ってよかったもの】グリーンがワンランクアップするH&Mホームのプランターカバー。 植物のある環境は心に効く!? ストレスをため込む前に、庭でメンタルを回復する方法。 独自の美しさを提案する植物屋『叢 – Qusamura』のイベントが伊勢丹新宿店で開催中。 TAGS #TOKIIRO #ガーデニング #多肉植物 #植え方 #植物 #育て方 #魅力 HOME くらし まずは1品種から。多肉植物をお気に入りの器に植えてみよう。