くらし

【東京】素敵なブーケやアレンジ用の花が揃う6つのフローリストを紹介します。

  • 撮影・森山祐子 文・藤森陽子

【ル・ベスベ(表参道)】誰に贈っても間違いない、思いが伝わるブーケの名店。

「同期の女性へのお祝いブーケ」。バラ、シャクヤク、バイモユリ、ゼラニウムなどを使い、香りもよい心安らぐ花束。8,000円。
サンルームは20種もの白い花材が集まる“白の部屋”。
「ブーケで意識するのはナチュラルさや生命感」。3年前から店長を務める木津谷優子さん。2014年に逝去した店主・高橋郁代さんの花への思いを伝える。

黄色、ピンク、レッド……とカラー別にディスプレイされた店内の花々の美しさに目を奪われる。色を重ね、時にはハーブで香りの演出を施したブーケは、記念日やお祝いに圧倒的に支持される。ラフィアをリボン代わりに結ぶのも特徴。年代・性別を選ばず、誰に渡しても喜ばれる安心感こそ、1997年のオープン以来、花を愛する人々に慕われる理由だ。

ル・ベスベ●東京都港区南青山7-9-3 TEL:03-5469-5438 営業時間:11時〜18時 定休日:火曜 表参道駅から徒歩15分。ブーケは希望の価格から、アレンジは3,000円〜。

【VEIN(北参道)】人気店出身の店主が開いた次世代のフラワーショップ。

「友人の新居祝い」に、クリスマスローズやナズナなどを使ったスワッグを。「新居に花瓶がなくてもそのまま飾れるから」との心遣いが。5,000円。
ネイビーの壁に花の色が映える。奥はショップ「THE MOTT HOUSE TOKYO」。
「花から生まれる繋がりを大切にしたい」と店主 山口香織さん。

『ザ リトル ショップ オブ フラワーズ』で腕を磨いた山口さんが開いた店は、セレクトショップとシェアする空間。花の隣にキャンドルなど雑貨が置かれ、ギフトのヒントにもなる。生花とドライを合わせる彼女ならではのアレンジは、スワッグも人気。「小さな店だからなるべく珍しい花を」とマニアックな色や形を揃えており、一輪でも絵になる。

VEIN(ヴェイン)●東京都渋谷区千駄ヶ谷3-27-8 TEL:03-6325-2593 営業時間:12時〜19時 不定休 2016年11月オープン。ブーケ、スワッグは3,000円〜。

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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