くらし

ここまで使えるキッチンバサミの、最高の一本を探して。

  • 撮影・三東サイ 文・河野友紀

切れ味は保証つき! 使用感で選べるおすすめ3本。

国内の某有名リゾートホテルでも採用されている、テーブルに出しても美しい一本。刃物で知られる新潟・三条市のメーカー製。キッチンスパッター 刃渡り7.5cm、重さ115g 4,900円(鳥部製作所/飯田屋)
女性の手にしっくりくるサイズ感と、ダントツの軽さは、さすが浜内さん。疲れを感じない使い心地。浜内千波の料理のプロが考えたキッチンバサミ 刃渡り7cm、重さ70g 3,800円(サンクラフト/飯田屋)
ドイツ・ゾーリンゲン生まれ、キッチンバサミの元祖ともいえるデザイン。鍛造で耐久性ばつぐん。クラシック料理バサミ43924-200 刃渡り6.5cm、重さ149g 1万円(ツヴィリングJ.A.ヘンケルス/飯田屋)

飯田 はい、刃渡りの長さも重要ですね。短いと、何度も切らなくてはいけないので、そのぶん手間は増えます。

島本 時短のために使うなら、1回でたくさん切れるほうがいいですよね。

飯田 あとは、ハンドルが自分の指にフィットして、安定する形状かどうかも大事。貝印は、手が大きい人小さい人、どちらにも使いやすい設計です。

島本 この中から最強の一本を選ぶの、悩みますね。それぞれ長所があるので。

飯田 ハサミの使い勝手は値段ではないんです。自分が何を切りたいかを考え、それに合った刃の形状と、握り心地の好み。お店に行ったら、できる限り試し切りをすることをすすめます。

肉、野菜、そして魚のおろしまで。キッチンバサミを様々に活用。(島本さん)

飯田結太(いいだ・ゆうた)●合羽橋「飯田屋」6代目社長。仕入れる商品は必ず自ら使ってから、がポリシー。テレビや雑誌などで調理道具の目利きとしても活躍。

島本美由紀(しまもと・みゆき)●料理研究家、ラク家事アドバイザー。著書に『おもわず自慢したくなる料理のラクワザ333』(河出書房新社)などが。

『クロワッサン』969号より

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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