くらし

【編集部こぼれ話】念願の地元鹿児島県霧島市での出張取材。でも、心残りが。

酸味といったらお酢、お酢といえば……ということで、今回お邪魔したのは鹿児島県霧島市にある福山黒酢の老舗、「重久盛一酢醸造場」です。

大河ドラマ『西郷どん』でもアツい鹿児島、「今行きたい!」「ちょうど今が仕込みの時期!」「美しい桜島をバックにした壺畑の写真をどーんと載せたい!」と企画会議で熱弁し、実現した渾身の企画です。しかも霧島市出身の私、並々ならぬ思いを抱いていました。

梅雨入り前で不安定な天気の鹿児島でしたが、3日間の出張期間の天気予報は曇り。壺畑は屋外にあるので、「なんとかもってくれた!」と心の中でガッツポーズをして鹿児島入りしました。ところが、壺畑に着いてみると、背景となる海の方向は真っ白! 桜島がまったく見えないのです。

醸造場の方によると、この日は桜島の火山灰が多く降り、見えなくなってしまったそう。強い風や雨にならないと、空気中に火山灰が滞り、なかなか見えるようにはならないと言います。結局、出張の3日間、ずっと雨も風も強くなることはなく、その姿は全く拝めませんでした。企画会議であんなに力説したのに……。

そして、ついでに実家に帰省した翌日、家の前からはうっすらと桜島が。もうカメラマン、東京に帰っちゃったよ……。うっすらだったので、撮影できるレベルではなかったのですが、なんか悔しい! これだけが心残りです。
(編集M)

奥にうっすらシルエットだけを見せてくれた桜島。そこにあるのが当たり前だったので、「見える」「見えない」を考えたことがありませんでした。

『クロワッサン』976号特集「夏野菜×酸味で、からだを整える。」編集部こぼれ話

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