料理研究家の坂田阿希子さんに教わる、余りがちなバゲットを食べ切るレシピ【食事編】
撮影・小林キユウ スタイリング・荻野玲子
スパイシーラスク ワカモレ添え
クミンの香りに技が光る! 人気のワカモレディップが大人風味のアペタイザーに。
【材料(作りやすい分量)】
バゲット 80g(5mm厚さにスライス)
アボカド 2個
にんにく 1かけ
コリアンダー 1束
ハラペーニョの酢漬け 大さじ1(みじん切り。なければタバスコ少々)
ライム汁 1/2個分
クミンパウダー、オリーブオイル、塩 各適量
【作り方】
1. ワカモレを作る。すりおろしたにんにく、みじん切りにしたコリアンダー、ライム汁を混ぜ、アボカドの皮と種を除いて加え、つぶすように混ぜる。ハラペーニョ、塩小さじ1/2、オリーブオイル大さじ2を加えて混ぜる。
2. バゲットは多めのオリーブオイルでかりっと揚げ焼きし、クミンパウダー、塩各少々をふる。
3. ワカモレと一緒に盛り付ける。
長ねぎとホタテのバゲットグラタン
濃厚なベシャメルソースにかりかりバゲットが美味しい!
【材料(4人分)】
バゲット 20cm
オリーブオイル 適量
サフランパウダー ひとつまみ
長ねぎ 1本
マッシュルーム 6個
刺身用ホタテ貝柱 5〜6個(180g)
レモン汁 小さじ1/2
白ワイン 50ml
塩、胡椒 各少々
ベシャメルソース[バター、小麦粉各50g 牛乳600ml 塩小さじ1/2]
エダムチーズ 大さじ1
パルメザンチーズ 大さじ2
グリエール(またはシュレッド)チーズ 大さじ3 ※チーズは全ておろしたもの
【作り方】
1. バゲットは1cmの角切りにし、オリーブオイル大さじ2〜3、サフランパウダーを混ぜたものに浸す。
2. ベシャメルソースを作る。鍋にバターを溶かし、ふるった小麦粉を加え炒める。うっすら色づいたら、牛乳を少しずつ加え混ぜ、なめらかになったら塩で調える。
3. 長ねぎは小口切り、マッシュルームは薄切り、ホタテは2cm程度の角切りに。
4. フライパンにオリーブオイル大さじ2を熱し長ねぎを炒める。しんなりしたらマッシュルームを入れて炒める。ホタテも加えて強火でさっと炒め、塩・胡椒、レモン汁を加える。白ワインを加えて強火でアルコールを飛ばし、2の鍋に入れて和える。
5. バター(分量外)を塗った耐熱皿に4を流し、グリエールチーズをかける。バゲットを並べ、エダムとパルメザンをかけて180℃のオーブンで15〜20分焼く。
坂田阿希子(さかた・あきこ)●料理研究家。著書・TV出演多数。『バゲットが残ったら』(グラフィック社)では42種類のバゲットレシピを紹介。最新刊は『CAKES』(NHK出版)。
『クロワッサン』971号より
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