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【牛肉と大黒本しめじのセロリ炒め】京都の食材をおみやげに。脇雅世さんに教わる簡単レシピ

料理家の脇雅世さんが京都に居を構えてもうすぐ2年。地元で見つけた、とっておきの食材と、その味を活かしたひと手間でできるレシピを教わりました。

撮影・黒川ひろみ スタイリング・渡邉美穂 文・齋藤優子 撮影協力・渡邉敦子

牛肉と大黒本しめじのセロリ炒め

【牛肉と大黒本しめじのセロリ炒め】京都の食材をおみやげに。脇雅世さんに教わる簡単レシピ

【作り方】
作り方 牛脂1個を薄切りにしてフライパンに入れ、火にかける。脂が溶けてきたら石づきを取って縦4つに切った大黒本しめじ1パックと塩少々を加え、少し焼き色がつくくらいに炒める。斜め5mm幅に切ったセロリ1/2本と、7mm幅に切って醤油小さじ1を加え混ぜておいた牛薄切り肉120gを入れて炒め合わせる。塩、こしょうで味をととのえる。

京丹波産 大黒本しめじ
堀川|新鮮食品館アイハート 牛薄切り肉

〈牛薄切り肉〉100gあたり 約700円
〈牛薄切り肉〉100gあたり 約700円

「京都に通うようになって気づいたのは、牛肉が安くておいしいこと。スーパーでも量り売りをしているところなら、ハズレがないといってもいいくらい」

中でも地の食材が揃う、精肉店が母体のスーパーが御用達。

「牛脂をつけてくれるので、炒め油に使うと旨味が増します。一緒に炒めたのは、京丹波の大黒本しめじ。〝香り松茸、味しめじ〞が指すしめじはこれのことで、コリコリとした食感もいい」

●[堀川店]京都市上京区西橋詰町290・5 
TEL.075・841・2947 
営業時間:10時〜21時 無休


脇雅世さんが、縁あって京都・西陣に第2の家を構えたのは、2023年6月。以来、月に一度は京都に赴くようになって気づいたのは、昔ながらの家族経営の小売店がまだ元気なこと。

「中でも驚いたのは、豆腐店の多さ。先日も友人4人で近所の豆腐店の商品を持ち寄り、食べ比べしたほど。濃さやキメなど、店の数だけ個性がある。やはり、水の軟らかさが大きいのか。豆腐に限らず、生麩、野菜、味噌と、固有の食材が多く、つい手が伸びてしまい、冷蔵庫がもうパンパンです」

そんな地の食材の情報をレシピつきでお裾分け。保冷バッグ持参で巡りたい。

  • 脇 雅世

    脇 雅世 さん (わき・まさよ)

    料理家

    東京・神楽坂で料理教室を主宰。一昨年、京都の築100年超えの町家をリノベーションして第2の家に。料理教室も行っている。

『クロワッサン』1137号より

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