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限定スイーツの宝庫!「カフェタナカ 日本橋三越店」を深掘り

丁寧に焼き上げられた香り高い焼菓子。並んででも買いたいクッキー缶が人気の「カフェタナカ」。昨秋、日本橋三越本店にオープンした関東初の常設店では、限定のクッキー缶やスイーツが登場し、話題をさらっています。皆を虜にするクッキーはもちろんのこと、隠れ名品といわれる焼菓子や紅茶など、グランシェフパティシエの田中千尋さんがこだわり抜いて作る商品を解説しながら、「カフェタナカ」の魅力を深掘りします。

撮影・文 西村裕子

関東初となる待望の常設店が日本橋三越本店にオープンしたカフェタナカ。
関東初となる待望の常設店が日本橋三越本店にオープンしたカフェタナカ。

行列の絶えないカフェ&パティスリー「カフェタナカ」が、日本橋三越本店 本館地下1階に関東初の常設店をオープンしたのは2024年秋のこと。待望の常設店のオープンにスイーツファンは歓喜!オープン初日は長蛇の列ができたといいます。

カフェタナカのグランシェフパティシエ 田中千尋さん。
カフェタナカのグランシェフパティシエ 田中千尋さん。

1963年に創業したカフェタナカは、グランシェフパティシエの田中千尋さんが「父のコーヒーに合うフランス菓子を作りたい」という想いから21歳で渡仏。本場フランス菓子の技術を習得し帰国後、実家の自家焙煎珈琲専門店「タナカコーヒー」を「カフェタナカ」としてリニューアルオープンした。

素材の個性を大事にし、シンプルな素材から作られるクッキーを詰めたクッキー缶や焼菓子をはじめ、直焙煎の珈琲やオリジナルの紅茶など、地元・名古屋にとどまらず全国で人気を集めています。

シリーズ化された「レガル・ド・チヒロ」缶は季節や催事によって内容やデザインが変わり、コレクターもいるほどの人気アイテム。
シリーズ化された「レガル・ド・チヒロ」缶は季節や催事によって内容やデザインが変わり、コレクターもいるほどの人気アイテム。

アイコン的なクッキー缶「レガル・ド・チヒロ シュクレ」は、手土産スイーツやお取り寄せスイーツとしても大人気のアイテム。シリーズ化もされ、季節や店舗、催事によってデザインや内容が変わる限定クッキー缶をはじめ、見た目も麗しいジェラート缶やサントメ島産カカオを使ったショコラ缶、厳選されたブレンドの味わいを楽しめるオリジナルの紅茶缶など、多彩なラインナップを展開。新商品や限定品が登場するたびに注目を集めています。

日本橋の味わいが楽しめる特別なクッキー缶

 日本橋三越本店限定「ビジュー・ド・ビスキュイ プティ リオン」3,402円
日本橋三越本店限定「ビジュー・ド・ビスキュイ プティ リオン」3,402円

まず注目したいのが、日本橋三越本店限定のクッキー缶「ビジュー・ド・ビスキュイ プティ リオン」です。

日本橋三越本店の歴史や物語、その世界観への敬意をクッキー缶で表現。三越の包装紙に使われている鮮やかな赤をはじめ、建物の装飾をベースに金色と白の3色で彩られています。

さらに缶の側面には、三越の象徴といえる「鎮座するライオン」が描かれた特別なデザインとなっています。

三越の包装紙「華ひらく」に使われている色合い。側面にはライオン像もデザインされている。
三越の包装紙「華ひらく」に使われている色合い。側面にはライオン像もデザインされている。

缶を開けると、甘美な香りとともに目を惹くのが桜型のクッキー「ビスキュイ・スリジエ」。日本橋三越本店に隣接した江戸桜通りの桜並木をイメージし、ほろりとした桜風味のクッキーでサワーチェリーと赤すぐりの甘酸っぱいジャムをサンドしています。

日本橋三越本店のために考案された特別な味わいが満載。
日本橋三越本店のために考案された特別な味わいが満載。

さらに、「にんべん」のかつおぶしの風味に奥飛騨の青山椒が爽やかなスパイスを添える「プティビズ・ダシカツオ」、日本茶専門店「松北園」の風味豊かな抹茶と香ばしい白ゴマのマリアージュが楽しめる「ソレイユ・抹茶・セザム」と、日本橋三越本店ゆかりの銘店の食材を使用した、この缶でしか出合えない特別な味わいも。

そのほかにも、さくっと軽い食感と共にココナッツとジャスミンティーのエキゾチックな香りが駆け巡る新作の「サブレ・ココ・ジャスミン」、ゲランドの塩がエクアドル産カカオの濃厚ショコラを引き立てる「ディアマン・ショコラ」、ローストアーモンドにきび砂糖と天然塩で仕上げたプラリーヌとマカロン生地をじっくり焼き上げたラスク「プラリーヌ(きび糖)&マポロン」など、様々な味わいや食感、香りなどが散りばめられています。

「コフレグラン」6,480円
「コフレグラン」6,480円

また、特大な缶に個包装のクッキーが詰まった「コフレグラン」が新商品として登場。人気の「ディアマン・ショコラ」や「フロランタン」をはじめ、各限定缶でしか味わえなかった「ビスキュイ・ダムール」や「パルミエ・メイプル」などカフェタナカ自慢のクッキーが11種類アソートになっています。会社などでのお配り土産や、季節の挨拶、お祝いの贈り物としても魅力的な一品です。

最上の口福感を楽しめる焼菓子もここだけ!

じつは、日本橋三越本店の限定スイーツはまだあります。

新作の焼菓子「フィナンシェ バニーユ・スーペリュール」と「アマンドゥース・ミエル・ジャポネ」は、見逃せない逸品です。

 日本橋三越本店限定「フィナンシェ バニーユ・スーペリュール」 2個入1,080円、4個入1,998円
日本橋三越本店限定「フィナンシェ バニーユ・スーペリュール」 2個入1,080円、4個入1,998円

「フィナンシェ バニーユ・スーペリュール」は、流通が少ない蒜山産ジャージー乳の発酵バターや、香り高いマダガスカル産バニラを使ったリッチテイスト。

“金の延べ棒”を模した形のフィナンシェは、通常平たい長方形が多く見られますが、カフェタナカでは高さのある小さなケーキ型を使って焼き上げているのが特徴。表面はカリっと、中はふんわりと軽やかな口あたりになるよう仕上げています。

 日本橋三越本店限定「アマンドゥース・ミエル・ジャポネ」 2個入 999円、4個入 1,836円
日本橋三越本店限定「アマンドゥース・ミエル・ジャポネ」 2個入 999円、4個入 1,836円

「アマンドゥース・ミエル・ジャポネ」は、フランス語で“アーモンド”を意味する「amande(アマンド)」と“甘い”を意味する「douce(ドゥース)」を掛け合わせ名付けられた「アマンドゥース」と、ミエル=はちみつでできた焼菓子。

極上のしっとり感とともに、アーモンドの美味しさと、奥飛騨で多種多様な花々から採取された日本ミツバチの希少な生はちみつ(ミエル・ジャポネ)の繊細でフローラルな味わいが余韻を残します。

いずれもフランス菓子の伝統的な技法で希少な食材を最大限に活かし、丁寧に手作りされた味わいには、田中さんのこだわりと想いがこもっています。

お菓子とともに味わいたい、こだわりの紅茶や珈琲も見逃せない逸品

左:「テ・スーペリュール」ティーバッグ3.5g×8個 1,620円 右:「ドリップパックコーヒー プレミアムブレンド」10g×5個 864円
左:「テ・スーペリュール」ティーバッグ3.5g×8個 1,620円 右:「ドリップパックコーヒー プレミアムブレンド」10g×5個 864円

このほか店頭には、香りや色、味わいなど、シェフ自ら開発に携わった紅茶や、創業からこだわり続けた自家焙煎珈琲「ドリップパックコーヒー プレミアムブレンド」も用意されています。

特に「テ・スーペリュール」は、カフェタナカのクッキーに欠かせないオリジナルのブレンド紅茶。沖縄の実力派ティーブレンダー内田智子さんとともに、「クッキーに合う紅茶とは?」を命題に、ダージリン・キームン・アッサムをメインにブレンド&ティスティングを繰り返して完成した味わいです。

日本橋三越店でしか手に入らない魅力的なお菓子の数々は、お祝い、卒業、新生活に向けてのギフトにぴったり。もちろん、自分へのご褒美として、こだわりの紅茶や珈琲とともに素敵なティータイムを楽しむのもおすすめです。

カフェタナカ 日本橋三越店
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1日本橋三越本店 本館地下1階
TEL:03-3241-3311(大代表)
営業時間:10時~19時30分
定休日:日本橋三越本店に準ずる

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