ひき肉でベタつく手をさらさらにするには?菌対策も知りたい。
最新の回答を料理研究家の島本美由紀さんに聞きました。
撮影・青木和義 文・長谷川未緒 イラストレーション・サンダースタジオ
Q.手や調理道具のベタつきが気になります。
A.手の脂汚れは砂糖でさらさらに。
手で直接ひき肉を混ぜたあとのベタベタは、砂糖を使って洗うといい。
「砂糖は脂に溶けずに吸着する性質があるので、手についた脂分を吸着して落ちやすくしてくれます。すすぐ時にお湯を使うとタンパク質が固まってしまうので水で洗うようにしましょう」。
調理後の道具はキッチンペーパーなどで汚れを拭き取ってから洗って。
Q.調理時&調理後にできる菌対策は?
A.ビニール手袋やラップを使い、直接触れる機会を減らして。
「肉に直接触れないように、調理時はビニール手袋やポリ袋を使いましょう。バットやまな板にラップを敷くことで、洗う時にシンクに菌が飛び散るのを防げます」。
スポンジやふきんの菌対策も忘れずに。熱湯をかけたり、漂白剤で漂白して除菌すると、食器等への菌移りを防げる。除菌スプレーなどの活用もおすすめ。
[おすすめ脂汚れ対策アイテム]
ミートこねらー
一本でこねる、混ぜる、すくうができる。指の間から肉がにゅっと出る感じを再現する穴の形状で、置いた時に先が浮く設計。手の温度が伝わらないので脂が溶けず、ハンバーグもジューシーに仕上がる。
ビオレu キッチン ハンドジェルソープ (医薬部外品)
分解パワージェルがひき肉のぬるつく脂や、生魚のにおい汚れを吸着して分解、しつこい汚れもさっと落ちる。こするとすぐ泡に変わり、飛び散りにくく、素早く洗い流せる。
まな板シートM
好きなサイズにカットし、まな板に敷くだけ。肉を切ったあとそのまま持ち上げれば、鍋への移し替えもラク。ひき肉の成形時にバットや調理台に敷くことで、脂汚れの防止にも。
[おすすめ除菌アイテム]
クイックルJoan除菌スプレー
抗菌成分に乳酸菌生まれの発酵乳酸を配合。ノンアルコール、素肌と同じ弱酸性で、除菌、抗菌、ウイルス除去。調理台やキッチンカウンター、食卓などを清潔に保てる。
パストリーゼ77
アルコール度数77度のパワーで、除菌、防カビ、防臭、保湿、食品保存にすぐれた効果を発揮。食品に直接噴射することができる。高純度の緑茶カテキン配合で、抗菌効果を持続。
アラウ.酸素系漂白剤
スポンジやふきん、調理道具などをつけ置きし、漂白、消臭、除菌。合成界面活性剤、塩素系漂白剤、合成香料無添加でナチュラルクリーニングにも。ほのかに香るラベンダーとスペアミントの天然精油を配合。
『クロワッサン』1105号より
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