漫画の実写映画のクオリティが進化している。玉木宏さんも『極主夫道』『キングダム』『沈黙の艦隊』など次々と漫画実写作品に挑んでいる。現在上映中の『ゴールデンカムイ』の陸軍中尉・鶴見の仕上がりも抜群である。
「日露戦争後、時代が移り変わっていく中、生と死が隣り合わせの戦場で、金塊を手に入れようとする人々の物語はダイナミックで浪漫を感じます。挑戦しがいのある作品でした。現代劇ではここまでの狂気を演じることはなかなかできないので楽しんでやれました」
漫画の実写映画のクオリティが進化している。玉木宏さんも『極主夫道』『キングダム』『沈黙の艦隊』など次々と漫画実写作品に挑んでいる。現在上映中の『ゴールデンカムイ』の陸軍中尉・鶴見の仕上がりも抜群である。
「日露戦争後、時代が移り変わっていく中、生と死が隣り合わせの戦場で、金塊を手に入れようとする人々の物語はダイナミックで浪漫を感じます。挑戦しがいのある作品でした。現代劇ではここまでの狂気を演じることはなかなかできないので楽しんでやれました」
特殊メイクも含むビジュアルづくりでは額当ての素材感にまでこだわった。その口ぶりに几帳面さが滲む。切れ味鋭いアクションに華麗な乗馬シーンまで、どれもこれまでの鍛錬の賜物だ。
「ブラジリアン柔術やカメラなど、興味のあることはいっぱいあります。俳優という職業柄、やっていれば仕事に役立つこともあります」
結婚し、育児もしながら(取材日も送迎してきたそう)、趣味も続けている。
「育児が増えたとはいえ、好きなことは諦めたくない。この先、どんな俳優に、という具体的なビジョンはないけれど、子どもに質問されたらちゃんと答えられる仕事をしたいと思っています」
俳優としても、父としても頼もしい。
『クロワッサン』1100号より
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