実家や自宅の整理で途方に暮れてしまう不要品の処分。古びたものは価値がないと思いがちだが、「今はむしろレトロブーム」と話すのは、フリマアプリの達人で、不要品整理に詳しい川崎さちえさん。
「パタパタ時計の愛称で知られる『フリップクロック』や、花柄のポットなど、昔ながらのデザインをあえて好む人が増えています。新しく生産されていないため、価値が上がっているんです。フリマアプリで売るのも手ですが、価値の判断ができないものは、専門店へ持ち込むと安心でしょう」
価値がわからないものとは?
「子どもが残していったカードゲームの中に、レアカードがあってプレミア価格がつく、なんてこともありますし、レコードは盤の違いで価格が変わります。壊れているものも、業者なら修理してくれる場合もある。家の中に意外なお宝が眠っているかもしれません」