くらし

【ご飯と丼もの編】くいしんぼうの「簡単でおいしい」6つのレシピ。

簡単、いつもの、ひと皿。
でも、ちょっと気の利いたレシピが知りたい……
そんなときには、おいしいもの好きに聞くのが何より早道!
  • 構成&文・中條裕子

ダイモンナオさんのまめご飯

大好きな米で お酒も飲めます!

具材にもなる早煮昆布で、手軽にできる炊き込みご飯。

ご飯を食べながらお酒が飲めるくらい米好きで、簡単な炊き込みご飯をいろいろ作っています。出汁用の立派な昆布ではなく、早煮昆布を手でバキバキと割って、豆と一緒に米の上にのせて。もちろん、昆布も食べます。

赤澤かおりさんの釜あげしらす丼いろいろ

獲れたてしらすで パパッとご馳走に。

主役は釜あげのしらす、あとは薬味や卵と合わせるだけ。

のっけご飯の基本は、近所で獲れた釜あげしらすをのせるのみ。あとは卵黄を落として、ちょっと醤油をたらしたり、ときには刻み香菜をのせて柑橘を搾ったりも。残りもののお刺身や、自家製のいくら醤油漬けをのせて豪華な丼にすることもあります。大事なのはご飯が炊き立てであることと、獲れたてのしらすであることくらい。ネーミングは丼だけど、50歳を超えてからはこのところ小さい茶碗になりました。

福田春美さんの強気の目玉焼きご飯

カリカリの白身と生の黄身、この組み合わせでやみつき。

フライパンを煙が出るくらい熱したら、ごま油を入れて卵を割り落とし、すぐに塩、胡椒。ずっと強火で周りによい感じで焦げがつきだしたら火を止めて、ご飯へドン。煎り酒をかけて食べると、さっぱり。周りがカリカリ、黄身はほぼ生、これがたまらなくおいしい。

小林キユウさんのフライパンビピンパ

スキレットで簡単、本格的。

石焼き風のおこげもでき、保温性もよく熱々のまま食卓へ。

熱々に熱したスキレットにごま油をひき、ご飯を広げ入れる。好みのナムルやひき肉のそぼろ、キムチをバランスよくのせ、真ん中に卵黄をのせる。好みで韓国のりや、コチュジャンを添えて。

小林キユウさんの卵かけご飯

ふわふわ! が味わえます。

泡立てをちょっとだけ頑張って、見た目も食感も極上の丼に。

卵黄と卵白を分け、卵白を泡立て器でふわふわになるまで泡立てる。丼にご飯を盛り、泡立てた卵白をのせ、真ん中に卵黄を落とします。

ツレヅレハナコさんの冷蔵庫にあるもののっけご飯

野菜は角切りや輪切りにして、 前日の残り物などとご飯にのせる。

その日、冷蔵庫にあるものを、ご飯の上にいくつかのせる。納豆、アボカド、トマト、オクラ、みょうが、きゅうりなど。前の日の炒め物や煮物などをのせるときもあります。

ダイモンナオ さん

イラストレーター

絵を描く仕事をしつつ、京都の町家でアトリエ兼宿泊施設兼イベントスペース「草と本」を運営。無添加素材で、簡単においしい料理を日々に。インスタ:@kusatohon

赤澤かおり さん (あかざわ・かおり)

フリーライター、編集者

料理とハワイをメインに執筆、編集。ハワイに関する著書は共著も含め12冊。近著に『人生にはいつも料理本があった』(筑摩書房)がある。

福田春美 さん (ふくだ・はるみ)

ブランディングディレクター

浄水器の企業ブランディング、ホテル「MOKSA」や山口県萩市「旧藤井家」のリブランディングなどを手がける。趣味は料理と旅。

小林キユウ さん (こばやし・きゆう)

料理カメラマン

フライパン料理愛好家。釣りとキャンプと木工にはまっている。近著に『キャンプで淹れるおいしい珈琲』(誠文堂新光社)。インスタ:@kobayashi_kiyu

ツレヅレハナコ さん

文筆家

食と酒と旅を愛する文筆家。近著に『お酒好きに捧ぐツレヅレハナコのおいしい名店旅行記』(世界文化社)。最近ハマっているのは生おから。インスタ:@turehana1

『クロワッサン』1091号より

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