くらし

誰かの残したいレシピが、 あなたの家の新しい味に。【編集部こぼれ話】

4月10日発売の『クロワッサン』1091号「伝えたい味、残したいレシピ。」特集号のこぼれ話をお届けします。

どのご家庭にも「その家の定番料理」というものがありますよね。その料理をたべれば、いろんなシーンを思い出してしまうような。今回の特集は、10組の料理家さんたちに、そんなとっておきのレシピを教えてもらうという、またとない機会でした。

私が担当したのは「野村紘子さん・友里さん」親子。野村家は、昔から来客の多いおうちだったらしく、さまざまな料理でおもてなしをしてきたのだそう。その中から、何度となく野村家の食卓に登場した料理や、それを娘の友里さんがアレンジしたものを披露してもらいました。

親子二人が入れ替わり立ち替わりしながら、4品の料理が出来上がっていきます。そのさまを撮影させてもらいながら、まさに「伝えたい味、残したいレシピ」という本特集のテーマの真髄を見るかのような思いがしました。

親子二人のあうんの呼吸、スムーズな手仕事、何気ない会話のなかに、野村家の「おもてなしの心」や「料理への愛」があらわれていました。そして言うまでもなく、出来上がった料理の味は格別な美味しさでした。

野村紘子さん友里さん親子の共同作業で出来上がったおもてなしに欠かせない汁物。旬の野菜を使った「パセリとニンジンのスープ」は味はもちろん、驚きの美しさ!

本特集では、「普段の日の西洋料理」「昔ながらの郷土料理」「お弁当のおかず」「伝統的な中国料理」「思い出いっぱいのおやつ」など、さまざまな料理が登場します。その数、122レシピ。どれをとっても“確実に美味しい”が約束された、必然的に残ってきた料理ばかり。ぜひ、あなたのおうちの新しい味として加えてみませんか?

(編集K)

4月10日発売の『クロワッサン』最新号は「伝えたい味、残したいレシピ」

家族からマンネリ、と言われつつも作り続けている料理ってありますよね。
そのときの評価はイマイチでも、実はそれがそのおうちの「懐かしの味」に変化してゆくこともままあること。簡単に作れて、美味しいからこそ、残ってゆく味もあるのです。
料理の専門家だって、そんな思いは同じ。
何度も作って、まさに定番となったレシピは、宝物のようなもの。今回の特集では、そんなとっておきの料理を122品、教えてもらいました。
どれもこれもハズレなしの絶品レシピばかり。ぜひたっぷり味わってみてください。

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※ 記事中の商品価格は、特に表記がない場合は税込価格です。ただしクロワッサン1043号以前から転載した記事に関しては、本体のみ(税抜き)の価格となります。

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