くらし

現代の浮世絵の楽しみ方、日本の木版画の魅力【梶よう子さん・デービッド・ブルさん対談】。

浮世絵に用いられた木版画という技法。
その奥深い世界に触れながら、現代に合う浮世絵の楽しみ方も探ります。
  • 撮影・青木和義　構成・中條裕子　文・嶌 陽子

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（左）「 和紙と絵の具が生み出す美しさを多くの人に伝えていきたいです。」（デービッドさん）／（右）「日本の木版画のすばらしさをあらためて知った気がします。」（梶さん）
板に絵を彫り、版木を作る。彫刻刀は何度も研ぐうちにかなりの短さに。
「この技術を独学で習得するなんて」と、梶さんも感嘆の声。
紙の質感や凹凸、 絵の具が染み込んでいる様子。 近くで見ると感動します。
絵を彫るデービッドさんの手元を見つめる梶さん。明かりのそばに吊るされたフラスコは、光を分散させるためのもの。
日本の木版画は奥が深い。40年間続けていますがいまだにワクワクします。
【デービッドさんのコレクション。】デービッドさんが古書店やインターネットオークションなどで集めた江戸〜明治の浮世絵。「文字も実は彫られているんです。木版画の技術の高さと美しさがわかる作品です」
【デービッドさんのコレクション。】海外の古書店で買ったという江戸時代の浮世絵師・勝川春章の『錦百人一首あづま織』。デ ービッドさんは1989年から10年かけて勝川春章の百人一首を復刻し、話題を集めた。
【木版館のオリジナル作品。】2020年、アメリカ人の絵師と共に作ったオリジナルの12枚セット。人気の映像作品の数々にちなんだ、国内外各地の風景が描かれている。
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TAGS
#お茶の時間 #デービッド・ブル #対談 #梶よう子

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